いつもの高校の仲間と鈴鹿山脈を歩くという企画で、初日は御在所岳を登って湯の山温泉泊、翌日は藤原岳に登るという趣向である。
筆者以外は東京からの集合。筆者は高槻からの参加で湯の山温泉駅で落ち合う予定であったが、実際には近鉄四日市駅発の車内で集合できた。湯の山温泉駅からタクシーで中道登山口へ移動、1103登山開始。普段よりもだいぶ遅い山行開始である。
今回ルートは中道を登り、国見峠から藤内小屋を経て下山するというもので、筆者が2013年に歩いたものとほぼ同じコースを辿る。中道登山口は道路工事中の影響で迂回ルートを歩かされる。御在所岳は花崗岩の山で、その風化した細粒がザレて歩きにくい。ロープウェイの下をくぐって高度を上げてゆく。1132おばれ岩を通過、1149地蔵岩にて昼食休憩とした。気温が高く、汗ダクである。
1215六合目標識の後は急坂を20mばかり下る。その後もハシゴや鎖場を慎重に歩き、八合目からは最後の登りとなる。息急き切って登ると突然、山上部の遊歩道に飛び出る。ここからはお気軽散歩の体で、ロープウェイで上がって来た人たちに混じって歩く。スキー場を過ぎて1329山頂に立つ。西側に望湖台と言うピークがあり、登ってみるも琵琶湖は見えない。
1413下山開始、国見峠までは淡々と下るが、そこからの下りがキツい。岩や石ゴロだらけの急坂で、神経を使う上に段差が大きく歩きにくい。ガマンして慎重に下り、1528ようやく藤内小屋に至る。小休憩して更に下り、1624ロープウェイ山麓駅に到着。ここからタクシーを呼び、湯の山温泉グリーンホテルにチェックインした。
ホテルに到着したとたん、筆者の名を呼ぶ声が聞こえてビックリ。振り返ると同じ事業所に勤務している人で、飲み仲間ではないか! ご家族の旅行でたまたま同じホテルに投宿したという状況である。何という偶然…とにかく驚いた。夕食後、部屋でミニ宴会をして早めに就寝。
本コースのお奨め度4
御在所岳は二回目だが変化のある登山が楽しめ、眺望も良くお勧めだ。ロープウェイもあるので悪天候時や遅い出発でも心強い。
2016年に登った山です。スケールの[+/-]、またはマウスで表示地域を移動させることができます。