低山徘徊の記録

Last updated 2018-12-16

   塩見岳〜間ノ岳〜北岳 
(しおみだけ3052m〜あいのだけ3189m〜きただけ3193m)

昨年の夏休みに南アルプス(聖岳〜三伏峠)を歩いたが、今回はその続きで、三伏峠〜塩見岳〜間ノ岳〜北岳のルート。いつもの高校の同級生7名で山中三泊、前後泊を加え五泊六日の大山行である。不安定な天候だったが、運良く雨をほぼ切り抜けて予定通りに南アルプス中央部を楽しむことができた。

8/11 土曜日
高槻を早めに9時過ぎに出発。大混雑の京都駅から新幹線で名古屋へ。特急しなの9号に乗り継ぎ1253塩尻着。さらに飯田線に乗り換え1455飯島駅に到着した。メンバー7名集結し、宿の迎えのマイクロバスで望岳荘へ。リュック重量は17kg…重い。

8/12 日曜日
早朝、ジビエガールことSTさんの訪問を受け、行動食の差し入れを戴く。望岳荘を610出発、タクシーで伊那大島駅へ向かう。駅より645発の鳥倉登山口行きバスに乗車、二時間のロングバス旅である。9時前に登山口に着くが、折しも雨が降り出し慌ててレインウェアを着込む。905出発、すぐに雨が止みレインウェアを脱ぐ。三伏峠まで三時間の行程は登り一方だ。荷物が重く、調子が出ない。山道は傾いて濡れた木橋など多く気を抜けない。ホウホウの体で1144三伏峠着。着いた途端に強い雨が降り出す。 屋根付き休憩所で昼食カレーを食べる(¥1000)。休憩中に雨が止み1215出発、塩見小屋へ向かう。筆者は本谷山への登りで調子出ず足が重い。同行者より梅干しなどの差し入れを戴き、1331ようやく本谷山に到着、ヘロヘロである(後にして思うに軽い熱中症だったかも知れない)。小休憩でやや回復、その後は少し楽になった。1444、小屋まであと40分地点で休憩し、最後の登りにかかる。ここからは急登が続き再びスローペースに落ちる。小屋まであと1分の標識に生き返り1530どうにか塩見小屋着。800円の500mlビール缶で乾杯、メインは持ち寄った食材でコンビーフキャベツ炒め(とても美味)など食べ500より夕食(またカレー)。1830就寝…

8/13 月曜日
450朝食、610出発。まずは塩見岳への急登だが、いきなり息が切れる。途中からは岩登りとなり両手両足で攀じ登る。途中で小休憩をとり、725登頂。360度の大展望が素晴らしい。南アルプスの主な山々や富士山も大きく望める。この先歩く稜線もくっきり見える。しばらく眺望を楽しみ、先へ進むがここからは劇下りだ。展望良く涼風の吹き抜ける稜線は最高の空中散歩である。しばらく稜線ルンルン歩きを楽しみ、1004北荒川岳に到着。この先は尾根を離れ山腹道、樹林帯の中となる。小さなアップダウンが続き体力を消耗する。メンバーもだんだん無口となり、ひたすら前へ歩く。1121竜尾見晴にて昼食休憩。塩見小屋の弁当は稲荷寿司四個でボリューム大だ。疲れて食欲がないが美味しく食べられる。この場所からは、目的地の熊の平小屋が遠くに見える。雨雲が近づいている様子なので先を急ぐ。見えていた距離の熊の平小屋はなかなか近づかず、樹林帯の登降が延々と続く。1238「小屋まであと20分」の標識に勇気づけられ1309到着した。昨日より小屋着が早いので、ゆっくりと宴会。今回はラタトゥイユだ。ビール、ワイン、他のつまみで盛り上がり16時撤収、17時からの夕食を待つ。夕食はトマトシチューと鳥唐揚げなど、なかなかの美味である。2Fの宿泊フロアにはストーブが点けられ我々蚕棚上段は暑い…早寝。

8/14 火曜日
5時朝食、630熊の平小屋を出発する。歩き出すとすぐに急登で息が上がる。しばし我慢し稜線に上がる。振り返ると昨日歩いてきた塩見岳、それに続く山々が良く見える。STさん差し入れの自作エナジーバーを補給。今回オプションの農鳥岳はパスし三峰岳へ向かう。岩場を慎重に通過し、830三峰岳着。その後も岩稜を通り、登りで体力消耗。なんとか944間ノ岳に登り着く。小休憩し少し進むと雨が降り出し、慌ててザックカバーをつけレインウェアを着込む。反対方向からは軽装の登山者が多数登って来る。北岳山荘からの間ノ岳往復組である。本日の宿泊地である北岳山荘までは近いはずだが、なかなか着かない。1150ようやく着くと同時に雨が激しく降り出す。北岳山荘はメチャ混みという情報だったが、一人一畳のスペースを割り当てられ、今回の山小屋三泊で最も広い。乾燥室に濡れた雨具などを吊るし、自炊室にて早速宴会。ゴーヤチャンプルー他を楽しむ。その後雨が上がったので、外で宴会の続き。5時からの夕食を終え、早めに就寝。

8/15 水曜日
日の出を見て510朝食。トロロ汁が美味しい。552出発、北岳を目指す。急峻な岩場を一時間強頑張り、710登頂。360度の素晴らしい眺望だ。今回歩いてきた山々や富士山、北アルプス、中央アルプスなどクッキリと見渡せる。風は冷たいくらいで、とても気持ち良い。しばらく休憩してから下山にかかる。745北岳肩の小屋、920白根御池小屋に到着。ソフトクリームを舐めていると急に強い雨が降ってきたので、雨支度をして出発。雨は直ぐに止み雨具を脱ぐ(これが面倒くさい)。その後は標高差約700mを一気に下り、1125広河原に下山、クタクタである。まずは広河原山荘で生ビールを飲み、昼食にうどんを食す。広河原より1225発の北沢峠行きパスに乗り、北沢峠で仙流荘行きパスに乗り継ぐ。仙流荘にて入浴し四日ぶりの汗を流し、タクシーにて今宵の宿「ざんざ亭」へ。ジビエ料理を堪能し、快適な部屋でゆっくり就寝。

8/16 木曜日
遅めに8時より朝食。920出立し955伊那市駅着。今後の予定を検討し1114電車を待つ。本屋で時間を潰し切符変更(手間取る)。その後飯田線で岡谷へ移動。岡谷は「うなぎのまち」だそうで、「御うな 小松屋」なる店に入る。かなりの人気店の様子で30分ばかり行列。最終打ち上げをし、筆者は1400岡谷発の電車に乗ったが、大雨の影響で中央西線が40分も遅れ、1930高槻着。

登山ルート

2018-No.29(2018.8.11~16)
長野県
総歩行距離=32.3km
累積標高差=+3391m/-3655m

昨年データとの統合

昨年のレポートはこちら

駐車場とトイレ情報

公共交通機関を利用。高槻から伊那谷(飯田線)は遠く、距離的には大回りとなるが塩尻経由が時間的には早い。トイレは登山口、各山小屋を利用する。

山頂ラーメン

朝食・昼食・夕食





行動食

自炊料理

ざんざ亭のジビエ料理



ざんざ亭は鹿を中心としたジビエ料理の宿で、夕食は手の込んだ料理で豪華。
1.野菜のジュレ
2.鹿肉ベーコンの茶碗蒸し
3.地元野菜の焼き物
4.鹿肉ソーセージと鹿肉テリーヌ炙り
5.鹿ハムとチーズの蕎麦生地包み、蕎麦ソース掛け。鹿脳ミソ入り
6.平打ちそば
7.鹿内腿肉の炭火焼とハシボソカラス胸肉燻製炙り…囲炉裏での鹿肉炭火焼パフォーマンス
8.鮎飯と猪汁
9.デザート
1は数種類の野菜入り。2はベーコンが香ばしく醤油麹を混ぜて食べる。絶品。3焼野菜には、鹿レバーソースをつけて。4はちきれそうなソーセージは脂ぽいが旨味が強い。テリーヌは豆入りで炙ってあり、粗挽き肉が美味しい。5鹿脳ミソを食べるとは思わなかった。白くプヨプヨしている。特に味はない。ガレットはとても香ばしい。6ナス油炒めと合わさり、コクがある。7カラスも食べるとは思わなかった。燻製味が強く、非常に柔らかい。臭み無し。しかし何となく気持ち悪い。鹿肉ステーキは味が濃く野生的。赤ワインに良く合う。8鮎飯は筆者は食べず。天然鮎とのこと。猪汁は、バラ肉の味噌汁でキノコ類入り。9そば粉入り卵黄アイス、スイカ入り。淡雪添え。
これらをクロモジとスグリのカクテル、赤ワイン二種、ビールで楽しんだ二時間半の豪華宴会。

オリパラアンバサダー2



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