2014年 12月20日 愛宕山
あたごやま(924m)
年末恒例となった愛宕山登山で、「火迺要慎」のお札をもらいに会社からのミッションとして参拝してきた。筆者の勤務する工場では火を扱う設備が多くあり、火事を出さないための祈願である。各職場の代表者が集結し9名でのお参りしてきた。
阪急嵐山駅に735集合、740発の清滝行きバスに乗車する。清滝には800着、駐車場のトイレに寄って811登山開始だ。昨年は愛宕山に二回登ったが、所要時間は87分、89分だった。記録挑戦を目論むメンバーは気合いが入っており最初から早足でグイグイ登って行く。
五合目休息所あたりから積雪が多くなるが雪は固く歩きやすい。列が長くなってきたため「水尾分かれ」にて後続を待つ(5分ほどロス)。ここからは傾斜が緩くなり歩きやすいが稜線の向こう側から強風が吹き付けており、木々に積もった雪が吹雪となって飛んでいる。一生懸命に歩いたのだが結果は下表の通りで、昨年より6分も遅かった。
通過ポイント | 2013年 5月22日 |
2013年 12月10日 |
2014年 12月20日 |
1/40 | 838 |
852 | 813 |
10/40 | 901 | 917 | 835 |
20/40 | 925 | 941 | 901 |
30/40 | 944 | 1001 | (927)* |
40/40 | 1005 | 1021 | 946 |
所要時間[分] | 87 | 89 | 95 |
(*31/40地点の通過時刻)
実は40/40標識は山頂ではなく、ここから社務所のある平坦な道を進むと最後の石段が待っている。長い石段を登ると左折して、最後の石段へ(955神社着)。休憩所には薪ストーブが燃えており助かる。神社に参拝し「阿多古祀符」を戴く(小サイズ一枚400円)。小休憩してからアイゼンを装着し1025下山開始、水尾分かれにて直帰するメンバー二名と別れ、残り七名は水尾の里へ。下山と同時に雨が降り出す(天気予報通りだ)。
昨年は「やまじゅう」という民家にて風呂&水炊きセットを楽しんだが、今回は「まる源」にお邪魔した。この地区における食事入浴ビジネスは組合が代表して予約を受付け、各家に分配するシステムなのでどの家に当たるかは分からない。しかし内容はどこも同じなので問題ない。
「まる源」にて柚子風呂を使ってから鶏の水炊きを堪能、ビール、日本酒(持ち込み一升含む)で宴会を楽しみ、組合のワゴン車で保津峡駅まで送ってもらう。この駅はトンネルとトンネルの間にある橋に設置されており、下は保津川だ。1502発の山陰線で京都に出て帰宅。
本コースのおすすめ度=5
冬の愛宕山は雪があり楽しく汗を流すことができる。しかし山頂部は風が強く気温もかなり低下するので万全の防寒対策が必要。冷えた後、水尾での入浴食事がお奨めである。