2014年1月5日 生駒山
いこまさん 642m
本HPご愛顧の皆様、あけましておめでとうございます。今年も低山徘徊記録をよろしくお願い致します。
さて、2014年最初の山行は「渋滞に巻き込まれない・初詣を兼ねる」をコンセプトとして近場の山を検討した結果、大阪のシンボルである生駒山を選んだ。生駒山は大阪の大市街地近くにありアクセスは容易である。麓には河内の國一の宮であり格式高い枚岡神社がある。さらに筆者は登ったことが無かった、との条件が重なり、生駒山を歩くことにした。
計画段階では枚岡公園駐車場から出発することを考えていたが、その駐車場は9時開場。8時過ぎに到着してしまったので急遽予定を変更し枚岡神社駐車場にクルマを入れることにした。ハイキングのために神社駐車場に長時間停めることには気が引けたが、お賽銭を(駐車料金代わりに)多めに投入することで許して戴くこととする。
枚岡神社裏手の枚岡梅園から登山道に入る。このルートは神津嶽コースで、枚岡神社奥社(創祀の地=神津嶽)を経由し稜線に登りつくものである。階段状の道を登って行くと枚岡山展望台に出る。眺望は良く、大阪の市街地や大阪湾を隔てて神戸や六甲山が遠望できる。枚岡神社奥社の小ピークを過ぎると長い木段となるが、これを登り詰めると舗装道路となる。これは「なるかわ園地」の管理道で、しばらく歩くと「ぬかた園地」に入り再び山道となる。曲折する急坂を登ると生駒山頂の一角に出て、まもなくアンテナ林立地帯と通過すると山上遊園地に入る。遊園地は冬季閉鎖中だが、園内には自由に立入り可能。山頂の三角点は遊具(ミニSL列車線路)の内部にあった。勝手に入り込み記念撮影。
遊園地のベンチで昼食休憩としたが、冷たい風が吹いておりとても寒い。手指の感覚がなくなるほどで、必死にラーメン作成する。
下山は興法寺経由で石切駅に向うルートを選択。遊園地駐車場からガードレールを乗り越え石畳状の道を下って行く。この下山路は石切駅までかなり急な角度で一気に高度を下げる。途中「辻子谷水車郷」で巨大水車を見物。石切駅から近鉄奈良線に乗車し、枚岡駅まで戻った。
本コースのおすすめ度=4
生駒山には多くのハイキングルートが整備されており安心して歩ける。山登りとしては簡単過ぎるが、市街地近郊で静かな雰囲気を楽しむことができるのが良い。山頂には自動車道、遊園地、アンテナ群など人工物が多数あり興醒めではあるが、それが特徴でもある。別の機会に他の登路を歩いてみたい。