2014年3月9日 幕山
まくやま 626m

久しぶりに高校の同級生との山行で湯河原の幕山に行ってきた。日曜日の山行であるが筆者は翌日に東京出張だったので都合の良い日程である。参加者はメンバーの家族も含め11名、既に春模様の伊豆半島は暖かく気分良く歩くことができた。

 湯河原駅に1000集合。筆者は少し早めに着いたが、電車が到着する度に吐き出される人々のほとんどが幕山梅林公園行きのバスに並んでいる。我々と同じ目的地であるが、ちょうど梅が見頃とのことで『梅の宴開催中』、大人気である。メンバー集結し、バスはパスしてタクシーで幕山公園へ。200円の入園料を支払って梅林に入る。公園には4,000本の紅梅、白梅があるという。園内は散策路とハイキング道が交錯しており登山道が分かりにくい。梅は見事に満開で、岩場ではロッククライミングの練習をしている者がたくさん岩に取り付いている。斜面に作られた梅林を登って行くとやがてハイキングルートとなるが、相変わらず人が多い。しばしば渋滞で前に進めない。次第に九十九折の道となりどんどん高度を稼ぐ。眼下には真鶴半島、相模湾に浮かぶ初島、目を凝らすと大島も望め絶景である。1138山頂着。ちょうど昼時とあって、草原状の小広い頂上部には数十人の登山者が座り込んでお弁当を使っている。山でこんなに沢山の人を見るのは久々である。我々も一角に陣取って昼食休憩とした。
 下山は傾斜の緩やかな別ルートを辿った。これは北側斜面を巻くコースで、まだ所どころに雪が残っている。溶けている場所は泥濘で歩きにくいことこの上ない。ゆっくりと下り、1325梅林公園に戻った。
 再びタクシーを利用し日帰り温泉「ゆとろ嵯峨沢の湯」で汗を流す。入浴料は1350円と少し高めだが、広い露天風呂には洞窟風呂もあり面白い。この温泉で打ち上げの計画だったがレストランが満席だったので予定変更し、小田原駅近くの「板前バル」という飲み屋で大宴会(いつものようにM隊長の選定は素晴らしい)。解散後、東海道線で帰ったメンバー五名(筆者含む)はグリーン車で二次会を催し、他の乗客•乗務員に迷惑を掛けたのであった…すみません。

本コースのおすすめ度=4

山頂部からの眺めは素晴らしい。低山なので秋~五月頃までが登山適期だろう。梅の時期は大混雑する。


登山ルート

2014-No.07
神奈川県湯河原町
総歩行距離=5.83Km
累積標高差=+498m
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駐車場とトイレ情報

今回は電車、タクシー利用だったが幕山梅林公園からの周回ルートなのでクルマ利用も可(駐車場は500円)。トイレは公園内にある。

今日のご馳走

会社の人が新潟の土産と言って差し入れてくれたカップラーメンを頂いた。地域限定のご当地ラーメンで、ニュータッチ「凄麺」シリーズである。熱湯を入れて五分待たねばならないのは山ではやや不便(待ちきれない)。お味は…「背脂醤油ラーメン(背脂たっぷり!濃厚スープ)」とあるが、あまりくどくなく美味しい。醤油味ベースのスープで自然な甘味があり筆者好みである。麺は中太でコシがある(戻りきっていないだけかも?)。オプションでゆで卵投入。
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