府庁山 (ふちょうやま;610m) |
三連休の最終日、天気良好との予報だったので河内長野市にある府庁山に登ってみた。Wikipediaによると、この面白い山名の由来は大阪府が山一帯を地主から借り受けて植林を行ったからだそうである。
ネットで府庁山の山行記を調べてみると、登山口の千早口駅には駐車場が無い模様で二駅手前の三日市町駅に駐車し、電車で移動して登山している記録があった。筆者もこの方法をパクることとし、625高槻を出発し三日市町駅近くの駐車場に740到着。駅に向うと、タイミングよく756発の電車に間に合った。804千早口駅から歩き出す。
小さな集落を抜け、南河内グリーンロードを歩く。20分ほどで登山口に到着、舗装路から離れて山に入る。緩やかな道を行くと842クヌギ峠に到着。この付近の山には関電の送電鉄塔が林立しており、その巡視路が登山道と交錯している。杣道に入り込まないように注意が必要だ。峠からは杉林の中の急登を二段こなし、907田山(541.7m)を通過する。
なだらかな稜線を行くとチェーンソーの音が聞こえてくる。少し先で林道が山道に近づいており、軽トラが三台駐車している。山の作業をしている人達のものだろう、などと考えながらノンビリ進む。959府庁山に到着。山頂部は樹林に囲まれ展望は全く利かない。旗尾岳までは急登や小さなアップダウンが続き、思った以上に時間を要し1112ようやく標高548mのピークに達した。ここで昼食休憩とする。
1151下山開始しわずか30分強で、掘建て小屋のような駅舎の天見駅に到着。1230発の電車で三日市町駅まで戻り、高槻には1350帰着した。
本コースのお奨め度=4
低山ではあるが思った以上にアップダウンがキツく、案外体力を要する。今回のような冬季の好天日にはお奨めのコースだ。手製の道標やテープ類がたくさん設置されているので迷う心配はない。出会った登山者はオッサン二名のみ。