低山徘徊の記録

Last updated 2018-12-16

    大山三峰山 (みつみねさん;935m)

いつもの高校の仲間と丹沢に出かけた。丹沢の尾根道はほとんど踏破したたつもりでいたが、今回は初めての「大山三峰山」である。これは丹沢山塊の東端にあり、夏場はヒル出現の悪名高い地域であるが冬季には問題ない。数日前の降雪の影響を心配しつつ登山したが想定以上の積雪でかなり難儀を強いられた。

 8時過ぎに本厚木駅で集合、タクシーで煤ヶ谷の登山口に向かう。正住寺まで入り降車、登山口にはヒル対処法の説明板と対策グッズが設置されている。スパッツやチェーンスパイクを装着して904出発。初めから雪道を行く。シカ柵を過ぎると「三峰山まで5.0km」の道標を見る。ゆるゆると登って行くと、途中、相模湾の江ノ島や三浦半島が望める。天気は快晴で遠くスカイツリーまで見えている。その後「崩落地につき注意」看板を見やり進むが、北面の登山道は50cm程の雪に覆われ地面の様子は不明だ。先行者のトレース通り慎重に歩いて行く。途中バランスを崩して転倒しヒヤリとしながら1057物見峠に登り着き小休憩とした。

 峠からは急登が続く。崩落地では西方に塔ノ岳~蛭ヶ岳の丹沢主脈を望むことができる。急斜面の登りでは登山靴を雪面に蹴込まないとずり落ちてしまう。鎖場やハシゴなど連続し気の休まるヒマが無い。ホウホウの体で1306三峰山に到着、昼食休憩とした。計画より1時間以上も遅れているため、急いで携行食を補給し1320下山開始。

 不動尻に向かって鎖場を降りて行くも滑落しそうで恐ろしい。尾根から谷へ下るジグザグの斜面では何度か滑って尻餅をついてしまった。スノーシュウがあれば楽に歩くことができるような状況である。1445林道に出て一安心。林道は200mほどの長さのトンネルを通過するが、内部の照明はなく真っ暗闇の中を進む。出口の光だけが頼りである。1503車止めゲートを出て1535広沢寺温泉に到着、玉翠楼にて温泉に入り猪鍋料理で盛り上がった。

この旅館はイノシシに拘っており、あちこちに剥製や猪物品が陳列されている。ワインも猪印だ。温泉は強アルカリ源泉とのことで冷えきった体に熱さが浸みる。猪鍋は独特の味噌スープが美味だ。見た目は濃厚な味噌ダレだが、味はマイルドで塩味も適当である。最後に雑炊を作ってもらい大満足。

本コースのお奨め度=3

標高は1000mに満たないがアップダウン多くハシゴや鎖場が連続する。丹沢の中でもマイナールートたる所以か。崩壊地もあり慎重な行動が必要だ。晩秋から初冬がおすすめの時期と思われる。出会った登山者は5名。

登山ルート

2018-No.05(2018.01.27)
神奈川県清川村
総歩行距離=12.0km
累積標高差=+1146/-1191m

駐車場とトイレ情報

今回は公共交通機関利用。トイレは登山口と下山口にあり、山中には無い。

山頂ラーメン

家で用意してもらったおにぎり一個とゆで卵、そしてNewDaysで調達した「濃厚ミルクドーナツ」とインスタントスープ。ドーナツは日持ちし山の行動食として便利である。

玉翠楼の温泉と猪鍋

本文に記した通り味噌出汁が独特である。色が濃く粘度も高いがクドくなく塩辛さもない。これに野菜の水分と猪肉の脂が加わると深い味わいとなり非常に美味だ。シメの雑炊で出汁を一滴残さず食べたが、同時に供されたヨモギソバが冷たく喉越しよく逸品であった。

オリパラアンバサダー


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玉翠楼の収集室

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