| 牛草山 (うしくさやま;550m) |
実に7週ぶりの山行である。この間、週末毎の悪天候および晴れの日は用事が重なり沈殿を余儀なくされてきた。およそ二ヶ月も山行しなかったのは数年ぶりか。このHP更新が無いことを心配され「安否確認メール」まで届くと言う始末である(RIさんありがとうございました)。少しばかり体もナマっている自覚があり、リハビリを兼ねて南伊勢町の低山に登ってきた。
今回三連休も初日は台風影響で大雨、二日目に賭けて紀伊半島を2/3周して熊野に一泊。翌朝、南伊勢へ移動し登山口駐車場には830到着。駐車場は地区の共同墓地のもので、おりしも草刈りをしていたおっさんから「台風の影響で倒木が多い」「ヒルがおるよ」「ダニも多いぞ」などと脅される。集落から山へ続く舗装林道を30分ほど歩き、907林道終点から山道へ。その先には放棄された田畠の石垣が続く。今は林と化しているが、人手で積んだであろう立派な石垣に昔人の努力を思う。沢沿いに上がると山腹を登るようになる。テープと手作りの赤い看板が頼りだ。
山腹道の緩坂をしばらく登ると、倒木群の中をピンクテープが真っ直ぐ上の稜線へ続いている。倒木を跨いだり潜ったりし、急坂を登ると尾根に出る(937)、ここで一服。山を越えて来る風が涼しく、汗が乾いてゆく感じだ。少し休んでから、尾根道を進む。この地点はまだ標高300mほどで、最初のピークである温坊まで標高差170mをまっすぐ登る。踏み跡はかなり薄く、滑りやすい傾斜をテープ目印に登り、1013温坊山に着く。ここからは小さなアップダウンの続く、快適な尾根歩きとなる。途中「見晴台」があり、志摩の海が美しい。
山道は薄暗いウバメガシの林を行く。踏み跡はほとんど消失し、しばしばテープを探すために立ち止まらねばならない。目指す山頂はなかなか近寄らず、本当に徘徊・彷徨している気分だ。山頂直下に「石割姥目樫」との表示があり、見ると大岩のてっぺんから立派な木が生えている。その根は岩を割って地面に届いているように見える。植物の生命力には驚くばかりである。1130ようやく山頂に到着。ラーメン休憩とした。下山は登ってきた道を忠実に引き返し、1430駐車場に帰着。
本コースのお奨め度=3
歩く人は極端に少ない様子で、道形はほとんど失われている。少ない道標とテープのみが頼りでGPS軌跡が非常に役に立った(下山時、少し道を間違ったがすぐにリカバリーできた)。静かな山歩きができると言う点ではお奨めである。出会った登山者は1名で山頂にてラーメン調理中に別ルートから上がってきたお兄さんのみ。






