| 高岳 (たかだけ;720.8m) |
二週間ぶりの山行である。天候すぐれず、小雨模様だったので比較的近い山として高岳を選んだ。山の名前は立派だが720mの低山。しかしルートが非常に分かりづらく手こずらされた。
高槻からのアプローチは一時間程と近いため715出発。新名神高速道路を池田猪名川ICで降りる。猪名川の街を北上し関西電力猪名川変電所には815到着。変電所は山の麓を切り開いた巨大だ施設で、見たことも無い装置が整然と並べられ、ブーンと唸り声を発している。変電所と言えば大きなトランスがあるのかと思ったら、それは見当たらない。仕度をして826出発、まずは猪名川不動尊へ向う。
変電所敷地を回り込むように進み舗装道路を登って行く。途中、廃業したと思われる「滝の下キャンプ場」を過ぎ、847不動尊に至る。説明板を読むと、明治の水害で流された不動尊を昭和31年に再建したとのこと(筆者と同年齢である)。5mほどの滝をバックにお不動様が祀られている。
さて、この不動尊の脇に高山への登山口があり、小さな手書き標識が地面に置かれている。これに導かれて細い山道を行くと、すぐに沢に出る(ここで道を間違えた)。沢をそのまま遡ると20mほどで右手にピンクテープがあるのでそれに従って山腹を登り2〜3基の鉄塔を過ぎる。途中で現在地をGPSで確認すると、あろうことか全く見当違いの方向へ進んでいることが発覚。愕然とし、最初の沢まで戻る。
今度はGPS軌跡を見ながら、地図のルート図と照合して道を選ぶが、またも失敗、沢を逆戻りする。更に明瞭な踏み跡を発見したので、これで安心とばかりかなり登ると、次第に道形が無くなってしまった。地図上の現在地は正規ルートのように思えるが、道が無い。しばし付近を探索するも踏み跡が分からないので「撤退」を決意して不動尊裏まで下る。するとその途中、鉄塔巡視路の指示標にマジックで「高岳→」を発見し、ようやく登山路に戻ることができた。道迷いで約1時間のロス。
その後は極めて順調で、1054高岳山頂に到着した。小雨が降り、風が強いため寒い。写真撮影のみ行って、すぐに下山にかかる。途中の送電鉄塔下で昼食休憩ととり1212駐車場に戻ることができた。ルートロストをしなければ楽勝の予定だったが、余計な登降をしたお陰で十分な運動となった(負け惜しみ)。
本コースのお奨め度=3
今回の山は非常なマイナールートであり、きちんとした道標は皆無。テープ類も少なく慎重なルートファインディングが求められる。高岳から東へ、ナルタキ山方面へ降りれば周回コースをとることも可能。なお、高岳は変電所の裏山であるため多くの送電線網が集まっており、鉄塔が乱立している。その保守点検路も縦横に作られているため登山ルートが非常に分かりにくい。出会った登山者はゼロ。







