| 会津駒ヶ岳 (あいづこまがたけ;2132.6m) |
三週間ぶりの山行で、連休の前半は高校の同窓生6名で福島県の会津駒ケ岳に出かけた。百名山の一座で、東北地方No.3の標高2133m峰である。
【初日;4/28】
今回山行は残雪でのスノーシュウ遊びも目的の一つであるが、最近の暑さで雪の状態が分からない。無駄になるかも知れかも知れないと考えつつスノーシュウ(結局使用せず)やチェーンスパイクを携行する。さらに駒ケ岳小屋は自炊とのことでコッヘルやバーナー、食料を詰め込むとかなり重いリュックとなってしまった。
初日は檜枝岐温泉までの移動のみなので、朝はゆっくりと930自宅発。北千住から東武特急リバティ117号に乗り込む。降車駅の会津高原尾瀬口までは2時間38分もかかる。さすがに連休初日とあって特急は満席だ。家で作って貰ったお握りを車中で食べる。
特急列車は下今市から各駅停車となり、やたらと遅い。そして新藤原駅からは野岩鉄道に乗り入れる。乗客が少しずつ降り、だんだん車内が空いて来る。車窓からは新緑と山桜だ。やはり季節が違うと実感する。4時ちょうどに旅館「ひのえまた」着。早速浴衣に着替えて温泉へ。我々以外には誰も居ないので写真撮影。夕食は盛りだくさん、中でも熊鍋は恐ろしくも美味い。全部は食べ切れない程の量である。再度風呂に入り就寝…
【二日目;4/29】
朝風呂を使い、630より朝食。715宿の車で出発し標高1100mの林道終点まで送ってもらう(かなり楽をした)。733歩き出し737登山口より山道に入る。かなりの急登が続き息が切れる。久々の重いリュックでバランスも安定せず、足も重たい。途中から雪道となるが、アイゼンを装着するまでもなくグズグズの雪面を辿る。
昨夜のアルコールのせいもあり、調子が出ない。しばしば立ち止まり、息を整えながらゆっくり進む。高度が上がると燧ケ岳や至仏山など遠くの山々が見え始める。予定よりも早く1104駒の小屋着、ヘトヘトである。小屋の外に作られた雪のテーブル、ベンチで昼食とする。天気は快晴で日射し強く暑いくらいだ。
しばらく休憩してからリュックを置いてチェーンアイゼンを付けて駒ケ岳山頂へ。頂上からは360度の眺望が素晴らしい。しばらく展望を楽しんでから小屋に戻るが、13時からのチェックインにはまだ早いので、外でビール乾杯。相変わらず日射が強くジリジリと肌に照りつける。そのまま自炊夕食まで外の雪テーブルでくつろぎ、1745小屋に入る。
我々6人は個室をあてがわれる。部屋は布団6組でギュウギュウで、リュックは廊下に置かねばならない。灯りは灯油ランプだ(石油くさい)。19時前に就寝…
【三日目:4/30】
4時に起床。別棟のトイレに行くが、雪の通路がツルツルに凍っている。支度をして5時過ぎに小屋外の雪テーブルで朝食。昨夜の残りご飯(舞茸飯)と惣菜パン、インスタントスープを食べ、615中門岳へ向かう。再び駒の小屋に戻るので、リュックサックは小屋前にデポして出発だ。
まずは駒ケ岳に登り、これを超えて2.3km先が中門岳で、雄大な雪原を進む。何と富士山まで遠望でき感激だ。早朝なので雪は締まっておりチェーンスパイクが良く効く。緩やかな地形の中門岳はどこがピークなのか判然としない。それらしき場所で登頂撮影し、来た道を戻る。駒の小屋にてトイレ休憩し、834下山にかかる。
この時間になると雪が緩み、踏み出した足が雪に沈み込む。どんどん降下するも、思わぬ方向へ足が流れるので気が抜けない。登って来る人達も多くなり、次々とすれ違う。途中でアイゼンを外し、1026登山口に降り立つ。舗装林道を少し歩いてから再び山道へ。国道には1048到着した。ここにはトイレがあり、外部水道にブラシが設置されている。靴の汚れを洗い流し、初日に宿泊した「旅館ひのえまた」へ。
温泉に入り、荷物のパッキングをしてから近くの蕎麦屋で打ち上げをした。檜枝岐の名物という「裁ちそば」など賞味し15時のバスで会津高原尾瀬口へ向かった。横浜の自宅には22時着、檜枝岐とは恐ろしく遥かな地であった(東武鬼怒川線よ、何とかもう少し速く走れないものだろうか?)。
本コースのお奨め度=5
今回は天候が良かったためもあり、山頂からの眺望は素晴らしい。正に山々が360度拡がっている。また、この時期は樹林の上まで積雪があるので、より見通しが効く。駒ヶ岳までは急坂の連続でかなり体力が必要である。駒の小屋は自炊のみの宿泊(3000円)だが、山小屋にしては寝場所の余裕があり快適であった。













駒ヶ岳山頂にて
強い日射しの中での宴会