低山徘徊の記録



M2017 updated 2017-12-29

今回は一泊二日で和歌山県への遠征だ。初日は田辺市の三星山に登ってみた。標高こそ549mと低いが、この地域は露出した巨岩のひしめく山域でありガイドブックでは「危険度3」に分類されている。天気良くポカポカ陽気の中、たっぷりと冷や汗を絞られてきた。

 高槻を7時に出発し登山口近くの空地には950着。少し迷って適当な場所に駐車する。登山口にて差し入れの「クルミッ子」なる鎌倉のお菓子を食す。クリスピーな食感が良く、キャラメルとクルミの味が良い。しばらくは広い登山道を行くが、やがて沢を遡るようになると巨岩が折り重なっている。1029「竜星の辻」という分岐に到着。今回は竜神社から三星山を廻って、この地点に下山してくる予定である。

 少し行くと「崎の當」という社があり、その後ろには滝が落ちている。薄暗い谷筋には岩を越える箇所も多いが、手すりなどが設置されており安全。1110竜神社に到着。伊勢神宮遥拝所がある。見晴の良い「ゲド地蔵」という岩の上で小休憩とする。見晴し良く、田辺湾を望むことができる。竜神社まで戻り、その裏手から三星山へのルートに入る。時折三星山の岩肌が見えて来るが、なかなかに険しそうで緊張感が高まる。1159「竜星のコル」に下り着く。ここから三星山への登りだ。

 いきなり急登が始まる。木や根に掴まりながら四つん這い状態で攀じ登る感じである。ルートは50cm毎に赤や黄色のペンキ印が付けられているので迷うことは無い。しかし考えてみるとこれ以外のルートでは登れないことを意味している。ペンキ印を丹念に辿って高度を上げて行く。途中、剥き出しの岩に掛けられた二本のロープを左右の手で掴みながら登る場所がハイライトだ。極度に緊張するが、三点支持を確実に心がけて慎重に登る。冷や汗にまみれながら1231頂上に至る。

 山頂ではオリパラアンバサダー撮影をしてから昼食とした。下山は西岡のコルへ下り、そこからは荒れた谷を赤テープ頼りに下り竜星の辻へあっけなく降り立つ。あとは朝に歩いた道を辿り1413駐車地に帰着。


お奨め度=2
竜星のコルからの三星山への登りは厳しく危険。慎重に登れば何とかなるが、雨後など悪条件時には近寄らない方が良いだろう。また、下りに使うのも避けるべきである。出会った登山者は1名。



RICOHのTHETAで撮影した画像を専用サーバーに保存することで、誰でもアクセスしマウスで画像回転や拡大縮小のできることが分かった。以下のリンクをクリックして下さい。
三星山直下の岩の上にて
三星山の山頂にてフォー調理中

下の写真はマウスでグリグリ廻すことができます!

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA


2017-No.47(2017.12.23)
和歌山県田辺市
総歩行距離=7.7Km
累積標高差;+442m


登山口に数台駐車できるが、そこまでの道が狭い上、とても分かりにくい。トイレは竜神社にある。


先週ベトナムへ出張した際にスーパーで購入したインスタントの「フォー(PHO)」を試した。これは日本のエースコックが現地にて販売している商品で人気らしい。商品には乾麺と小袋が4つ入っている(粉末スープ、液体スープ、乾燥パクチー、辛エキス)。作り方はベトナム語で説明されているので判読不能。しかし絵が描かれているので、理解可能。沸騰した湯に小袋4つを開けてから乾麺を投入。適当に茹でたら出来上がりだ(簡単である)。オプションとして白髪葱、チャーシュー&メンマ、茹で卵を投入。お味は…スープは現地のフォーと遜色の無い味わいであるが、少し辛い(辛エキスを加減して入れるのだろうか?)。パクチーが良く利いていて美味しい。フォーは米粉で作られているため食感が弱いのだが、オプション投入した白髪葱がシャキシャキ感を出して、とても良い脇役となった。

MKさん、ありがとう!
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