低山徘徊の記録



M2017 updated 2017-12-23

比良山系の最高峰である武奈ヶ岳に登って来た。筆者は20年ほど前に登山したことがあるはずなのだが、全く記憶に無い。多くの登山ルートがある中、今回は最短でアプローチできる葛川坊村からピストン山行した。

 高槻を520出発、名神高速道路を京都東ICで降り、湖西道路に向う。真野ICから国道367号線に出て北上、葛川市民センター駐車場には650到着。市民センターの扉前でテントを張っている輩がいてビックリ。仕度をして655出発した。国道を渡り左折するとトイレがあり借用。明王院の境内を突っ切ると「御殿山コース」入口である。

 武奈ヶ岳への登山ルートはたくさんあるが、琵琶湖側から登るのがメインと思われる。今回はその反対である西側からのルートだ。陽が射さないためか地面はぬかるんでおり歩きにくい。スリップに注意してジグザグ道を登る。斜面はかなりの急傾斜で、ジグザグ道は延々と続く。息を整えながらゆっくり登るが最初の目標地である御殿山にはなかなか到着しない。そのうち標高が上がると雪が現れてくる。最近の寒波で降ったものだろうか、それが半分溶けて道はグジャグジャだ。852ようやく御殿山に至り、小休憩とした。展望は広く開けており、武奈ヶ岳や琵琶湖バレイスキー場(打見山)が見渡せる。

 御殿山からは一旦下り、ワサビ峠を通ると再び登りである。岩混じりの山道をゆっくり登っていると、後ろから来た若者に一気に追い越されてしまった(本日初めて出会った登山者)。小ピークを越えると武奈ヶ岳がよく見える草原の稜線となる。しかし風が冷たく黙々と歩を進める。935山頂に到着。会社から支給されたTシャツに着替えて山頂写真を撮影する(下コラム参照)。昼食にはやや時間が早い上、非常に寒いのでどら焼き一個を補給してそそくさと下山にかかる。途中の平坦地にて昼食ラーメン休憩をとり、1220駐車場に帰着。


お奨め度=4
本ルートは夏場にはヒルが出現するので、早春か晩秋がお奨め時期だ。登り下りとも急傾斜の道が続くので体力が必要。出会った登山者は62名(人気の山である)。



筆者の勤務する会社は2020東京オリンピックの正式スポンサー(ゴールドパートナー)となっている。これに伴い、社内ではオリンピックを応援する活動として「会社のTシャツを着てスポーツせよ」と奨励されている。そのため、筆者も山頂写真はこのTシャツを着用して撮影することとした。なお、当社のキャッチフレーズは「POWER! ひとくちの力」というものである。


2017-No.44(2017.11.26)
滋賀県大津市
総歩行距離=10.5Km
累積標高差;+913m


GPS解析ソフトであるKashmir3Dが何故か起動しなくなったので、GPS軌跡を取得しているFieldAccess2の画面を使用した。


広大な葛川市民センター駐車場は無料。トイレは国道を渡ったところにある。山中には無し。



横浜ラーメン博物館へ行った筆者の娘からのお土産品。今回はある情報を参考に、ラーメンへウィンナソーセージを入れた「ウィンナラーメン」を作成した。小鍋に湯を沸かし、ラーメンスープ袋とメンマ袋を加熱。その後、ラーメン用の鍋でウィンナを十分に茹でてから麺を投入。四分後にラーメンスープとメンマ、茹で卵、ネギを加えて完成だ。ウィンナは熱々で口の中ではじけて美味しい。ラーメン自体も素直な醤油味&太麺でとても美味だ。スープはやや油っぽい印象だったが、ウィンナの脂が滲出したためと思われる。寒い季節にはなかなかの絶品であった。



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