低山徘徊の記録



M2017 updated 2017-12-23

先週末の三連休は台風18号の影響で沈殿を余儀なくされた。そのため二週間ぶりの山である。ガイドブックであまり遠くない場所を探し、京都・滋賀県境の音羽山に行ってみた。

 今回はバス、電車でのアプローチである。自宅最寄のバス停を7時前に出発、高槻から山科へ移動する。京阪電車京津線に乗り換え747追分駅で下車、ここから歩き始める。予め他人のGPS軌跡をFieldAccess2に取り込んでおいたのでこれを参考に、金木犀の香る集落の中を進む。

 しばらくは山科音羽川沿いの道路を登る。川沿いには真新しい水車小屋や蛙石、経岩、大蛇塚などが点在している。また、小さな水車、鹿威しなどが設置され、一帯を管理する人々の熱意が感じられる。

 848桜の馬場に到着、林道の終点だ。階段を登り牛尾観音へ出る。ここからようやく山道だ。数分登り尾根に出た所にベンチがあり一服休憩。涼しく静かだ。鬱蒼とした稜線をしばらく行くと東海自然歩道に合流し、音羽山まで700mの標識がある。950音羽山山頂着、何とマウンテンバイクの五人がタムロしており鬱陶しい。この山には東海道新幹線の音羽山トンネルが貫通しているのだが、その真上で昼食休憩とし1043出発。

 下山路は最初はなだらかな道だが、中盤からは殆ど階段で、あっと言う間に高度を下げる。国道1号線を歩道橋で跨ぎ、蟬丸神社を通って1140大谷駅着。この駅は逢坂*の途中にあり、ホームにも傾斜がついている。そのため駅のベンチは水平を保つために左右の脚の長さが明らかに異っており面白い。京阪電車にはすぐに乗れて1212高槻駅着。

*逢坂の関

これやこの行くも帰るも別れては
知るも知らぬも逢坂の関(蟬丸)


お奨め度=3
歩きやすい初級コース。音羽山から大谷駅までは階段の連続なので、下りに使った方が良い。出会った登山者は40名以上。なお、下山した大谷駅周辺はウナギ屋のメッカ。筆者も何度か来たことがあるが、お薦めは「大谷茶屋」の櫃まぶしだ。


2017-No.38(2017.09.24)
京都市山科区
総歩行距離=10.11Km
累積標高差;+601m/-544m


今回は公共交通機関を利用。登山口と下山口が異なるためクルマは使えない。山中にトイレは無し。


東北旅行をした知人からのお土産で「白金豚らーめん」を戴いた。麺は細いがコシがあり筆者好みだ。スープは醤油豚骨味で臭みなく案外アッサリとしている。とても美味しく食べられた(例によって白髪葱、薬味ネギ、茹で卵を投入)。YMさんありがとう!


これも差し入れのもので、奈良の「天平庵」なる店の品である。カステラはしっとり感があり、喉越しが良い。粒餡は甘さ控えめでとても上品だ。日持ちのするコンビニどら焼きとは二味は違う。MSさんありがとう!


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