早池峰山は、岩手県にある標高1917mの山。北上山地の最高峰で日本百名山、新日本百名山、花の百名山、新・花の百名山及び一等三角点百名山に選定されている(wikipediaより引用)。
【初日;7/29】
高校の仲間計9名(内女性2名)で岩手県へ遠征してきた。土曜日に東京駅1220発の新幹線で盛岡へ。ジャンボタクシーにて山麓の宿(峰南荘)に向かう。1550到着。男は20畳の部屋に7名なので広々としているがアブが飛び回っており、筆者は足を喰われてしまった。入浴してから夕食までの時間に宴会。夕食は17時からで、料理の種類多く豪華だ。早めに就寝。
【二日目;7/30】
4時過ぎに起床。荷物を整理し朝食代わりの弁当を受け取ってから宿の前から603発のバスに乗る。宿のある岳集落から先はマイカー規制をしており、バスを利用するしかない。20分程乗車し625小田越で下車(運賃は700円)。公園の管理者が、携帯トイレを持っているか?とアンケート調査をしている。登山口の簡易トイレで用を済ませ635出発。
初めは木道の樹林帯歩きだが、最初の携帯トイレブースを過ぎる辺りから高木が無くなり這松と岩の道となる。登山道の周囲には高山植物が次々に現れ、その度に写真を撮ったりするのでゆっくりとした速度で登って行く。800、五合目の先は岩の露出した急坂で、しばらく我慢するとハシゴ場だ。このハシゴは大きな一枚岩に固定された二段のハシゴで、上部のハシゴは二つのハシゴが二列で設置されている。3点支持を忘れずに慎重に登る。ハシゴを登りきると平坦な地形となり、既に頂上部の一角だ。九合目を過ぎてわずかな登りで850早池峰山の山頂に立つ。
小広い頂上に屹立する岩にはやたらと剣が奉納されている。記念写真を撮ってから、避難小屋にて休憩し食糧を補給する。920出発し門馬方面に下り始めるも、足場の岩が濡れており非常に滑りやすい。特に蛇紋岩という岩はツルツルだ。我々メンバーも転倒者続出し四苦八苦しながら下って行く。六合目までの下りでかなり時間を要し、コースタイムを30分もオーバーする始末(1158着)。ここからは帰途のバス便を逃すまいと一所懸命に歩き、1308林道に出て1405バス停に到着した。1417発の路線バスにかろうじて間に合う。盛岡駅まで一時間程バスに揺られ、駅からはほど近い日帰り温泉で汗を流した。
温泉施設で打上げを行ったが、筆者は早めに辞して1815盛岡発の新幹線に乗車、東京2047発の新幹線に乗り継ぎ、かろうじて7/30中に高槻へ戻ることができた。
お奨め度=4
山自体はお奨めだ。小田越からのルートは明瞭で整備されている。登山道は岩の連続だが案外歩きやすい。周辺は高山植物の宝庫である(花の百名山にも選定されている)。一方、今回下山に使った門馬へのルートは長く滑りやすい道が続くので一般にはお奨めできない。