高槻を430出発、亀岡から京都縦貫道に乗り、京丹波わちICで降りる。国道27号線から府道1号線を走り老富にて左折すると登山口まではすぐで630到着した。駐車場はないので適当に路肩に駐車し648出発。林道を歩くと「←胡麻峠」の道標があり、沢沿いの林道に入る。林道から沢筋の山道に変わると踏み跡は沢に入って行く。沢はかなり荒れており、たくさんの倒木がルートを遮っている。これらを潜ったり乗越えたりしながら沢を遡って行くが思わぬ障害物レースで汗が噴き出す。30分ほどで胡麻峠に登り着き一服。頭にかぶったバンダナからは汗がボタボタ滴り落ちる。

　稜線には多少の風が吹いているので、気を取り直し養老山へ向う。すぐに関電の送電鉄塔が現れ、興醒めだ。鉄塔を二つ過ぎると、P655への登りとなる。長い急坂を我慢して登る（804着）。名無しのピークなので何の標識もないが、「P655」と書かれた手書きの木札がぶら下がっていた。このルートには道標が一切なく、鉄塔巡視のための標識が立っているだけだ。その標識には鉄塔番号のみが記されているので、登山者には役に立たない。しかし巡視路に良く見かけるプラスティック製階段が所々に整備されているので、これはありがたい。

　P655を過ぎると緩やかな稜線となり856養老山に到着。山頂は樹木に囲まれており、展望は全く得られない。meiji即攻ゼリーとコンビニどら焼きを補給し、来た道を胡麻峠まで戻る。尾根を直進し三国岳への登りにかかるが、この辺りも鉄塔の連続で、しかも別の送電線と交差したりしている（小浜線）。プラ階段で最後の汗を絞り1029三国岳に到着、昼食休憩とした。その後1124下山を開始、プラ階段で沢まで一気に激下りする。こちらの沢も荒れているが踏み跡を辿って行くと、あっけなく林道に出た。そのまま12分歩くと駐車地に戻ることができた（1202）。