深夜、北海道と九州の地震（どちらも震度５弱）に関連したアラームで目が覚めてしまい、その後寝付けない。仕方なく起床し2時30分に高槻を出発、中国道から舞鶴自動車道、北近畿自動車道をストレス無く走り、八鹿氷ノ山ICで降りる。ハチ高原手前、鉢伏BS近くの大久保第一駐車場に445着。車内で朝食（コンビニおにぎり）を食べていると明るくなってきた。仕度をして503出発、鉢伏BS横が登山口だ。BSに併設の公衆トイレを借用。

　寂れた民宿街はすぐに終わり、沢沿いの道となる。鉢伏山への明瞭な道標はないが、「ホードー杉」への案内板が時々現れる。登山道は次第に沢から離れ、急坂を登って支尾根に乗るが、これもかなりの傾斜だ。ルートが正しいのか確信が持てず、やや不安であるが踏み跡はしっかりしているのでそのまま進む。六時頃に樹林帯を抜けると開けた笹原となり、これから歩く予定の稜線がよく見える。山腹を斜めに上がって611稜線に出た（1019m峰鞍部）。ここを左に行けば氷ノ山、右折すると鉢伏山方面だ。稜線には広い歩道ができており、眼下にスキー場を見下ろしながら快適に歩くことができる。

　稜線の彼方には一段高く鉢伏山が見えているので、安心して進む。4〜5回ほどアップダウンを繰り返しながら高度を上げて行く。鉢伏山への最後の登りは案外厳しく、息を切らせて714山頂に立つ。スキーリフトはここまで伸びておりスキー客救護用の小屋などが建っている。氷ノ山だけは雲の中で見えないが、その他の眺望は素晴らしい。小休憩をして733下山開始、25分弱で林道に出る。その後は舗装された林道を下り、ハチ高原に到着。しかし、ここで道を間違えてしまった。「ハチ高原中BS」を右折すべきところ、反対へ曲がって、そのままどんどん下ったのだが、道形がどうも地図と異なることに気付き、ようやく道間違いを認識。その後は慎重に地図と睨めっこし何とかリカバー、931駐車場に帰着することができた。