M2016_2_No.39


千ヶ峰は兵庫50山の一つで、笠形山から続く稜線上にある北播磨最高峰の山である。 千ヶ峰には幾つかの登山ルートがあるが、周回コースとするために最も人が入らないと言う唐滝コースを登り、下山は一般的な三谷コースを歩いてきた。

 先週の三連休は台風襲来により山行できなかったため、二週間ぶりの低山徘徊である。千ヶ峰は人気が高いとのことで、なるべく早く登ってしまおうと520高槻を出発、中国道を滝野社ICで降り登山口には720到着した。広大な駐車場があるが、停まっているクルマは一台のみ。その登山者は正に出発するところであり、筆者が仕度をしている間に三谷コースを登って行った。当方はトイレなど済ませて733歩き出す。駐車場は三谷コースの入口にあるが、林道を歩いて岩座神(いさりがみ)集落へ向う。758登山口に到着、唐滝コースに入り込む。

 獣除けゲートを通り、薄暗い杉林を進むと突然道が途絶える。キョロキョロ辺りを見回すと赤いテープを発見、薄い踏み跡を辿って進む。このルートは歩く人が極端に少ない様子で、「キョロキョロ」の連続である。道標は一切無く、テープマークが頼りだ。しかし、道を失いそうになると必ずテープが見つかるので何とかなる。踏み跡が薄いということは足場も心もとなく、足下の注意も必要である。視線移動が忙しい。903唐滝に辿り着く。立派な説明看板があるが、訪れる人もないのが寂しい感じだ。

 テープナビで慎重にルートを見極めながら高度を上げ、929稜線に上り着いた。ここからは「天空の道」と名付けられた快適な尾根道となる。通る人が少ないためか、山道には苔がびっしりと生えており、とても美しい。948雨乞岩にて小休憩をとる。背後には遠くに笠形山が見えている。さらに進むとマシュマロのような真っ白なマッシュルームがニョキニョキと伸びているが気持ち悪い(こりゃ何だ?)。

 千ヶ峰山頂には1022着、ここまで誰にも出会わなかったが多くの人が休んでいる。山頂部は小広く、ベンチも数台置かれている。その一角で昼食休憩とし1108下山開始。下山路の三谷コースは広く明瞭で迷う心配は皆無である。しかし道はかなり荒れており、崩れた箇所などは段差が大きくて歩きにくい。多くの登ってくる人とすれ違いながらドンドン下って1205駐車場に戻った。

本コースのおすすめ度=3

唐滝コースはルートファインディングができなければ迷う可能性が高いのでお奨めできない。三谷コースをピストン登山する人が多いようだ。最もお手軽なのは市原峠からのアプローチで、これも良く使われている様子である。出会った登山者は42名。

登山ルート

2016-No.39
兵庫県多可町
総歩行距離=7.47Km
累積標高差=+801m
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駐車場とトイレ情報

三谷コース登山口にある駐車場(芝生)は広大で無料(トイレ併設)。山中にトイレはない。

山頂ラーメン

日清カップヌードルの限定商品「謎肉祭」。これは9/12に発売されたが、予想外の売れ行きのため15日に出荷停止となった話題の商品である。筆者はたまたまコンビニでゲットした。朝日新聞の記事によると・・・

『日清食品は15日、カップ麺「カップヌードルビッグ 謎肉祭 肉盛りペッパーしょうゆ」の出荷を停止すると発表した。12日に発売したが、予想以上の人気となり、供給が追いつかなくなったため。生産体制を整え、10月下旬から販売を再開する予定だ。何の肉かわからないことからネットで「謎肉」と呼ばれている具材(味付け豚ミンチ)を、普通のカップヌードルビッグの10倍入れた商品。発売前からSNSで話題になり、1カ月分の予定量が3日で出荷済みとなったという。日清の広報担当者は「『謎肉』は思った以上にファンに支持されていた。ご迷惑をおかけして申し訳ない」と話している。』

カップヌードルに入っている立方体の肉らしきものが「謎肉」と呼ばれていることは知らなかったが、確かにヘンテコリンな物体で、これは「肉?」という疑問は感じていた。さて実際に食べて見ると・・・通常のカップヌードルに入っている「エビ」がいない点は極めて高く評価できる。肝心の「謎肉」は非常に多い。普通の10倍入っているとのことだが嘘ではない。しかし、麺は3分で戻るのだが謎肉は3分過ぎてもシャリシャリしている。通常品では気にならないが、10倍量も入っているのでシャリシャリ感も10倍で、大いに気になる。食べ終わる頃にようやく謎肉も柔らかくなるが、その時には謎肉にもすっかり飽きてしまっている、という次第である。
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