横浜の自宅から高槻へ戻る途中、伊豆半島に寄り道し天城山を登ってきた。幸い前日までの雨が上がりハイキング日和とはなったが、足下が悪くかなり神経を使う山歩きとなった。
今回のコースは天城高原ゴルフ場から出発するもので、2011年にも歩いたことがある。ゴルフ場入口にあるハイカー専用駐車場を914出発、わずかに下って沢を渡りゴルフ場の脇につけられた道を行く。登山道は所々雨で泥濘と化しており歩きにくい。20分弱で四辻(よつじ)に着く。ここは万二郎岳、万三郎岳を周回して戻ってくる場所だ。万二郎岳へのコースに入るとあたり一面に橙色のツツジの花が散乱している。見上げると高木の天城ツツジに花が咲いている。沢沿いのルートは緩やかな登りだ。道標などは多数設置されており全く心配はない。登山道脇の山アジサイもキレイに咲いている。
樹林に覆われたルートからは展望がほとんどないが、万二郎岳直下からはゴルフ場が望める。少しの急登をこなして1021山頂に立つ。風が強く汗が乾いて寒いくらいだ。一服して先に進む。しばらく急降下してから稜線を行く。小さなアップダウンが続く快適な道だ。馬の背(1042)、馬酔木(あせび)のトンネル(1048)を通過。岩交じりの道は段差が高く、梯子などもあり息が切れる。これを我慢して1136万三郎岳に到着、ラーメン休憩とした。小広い山頂にはベンチも設置されている。
樹林の間から遠く富士山の頭を望みながら木段を下る。濡れた木は滑りそうで慎重に足を進める。一気に高度を下げた後は等高線に沿って山腹を辿ることとなる。この道は岩が多く、登降も繰り返し現れて案外歩きにくい。ようやく四辻に1406舞い戻り、駐車場には1425帰着した。
駐車場のトイレ脇には登山靴の洗い場があり助かる。靴とスパッツ、ストックの泥をキレイに洗うことができた。
本コースのお奨め度2
標高差は大きくないものの、歩きでのあるコースだ。地図上では等高線に沿った平坦に見えるルートも小さなアップダウン、岩場の迂回などが多く気が抜けない。展望はあまり良くない。出会った登山者は9名。
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