雨模様の予報が変わったため、思い立って二日連続の山行をすることにした。六甲山脈西端の摩耶山は一般観光客向けのメジャーな山だが、山頂近くにクルマを置いてロープウェイで下山し、新神戸駅から山道を登り返すという趣向である。

 突然山行を思い付き高槻を815出発、日曜の午前中は中国道宝塚トンネルが慢性的に渋滞するので心配したがスムーズに通過し、わずか80分で摩耶山上に到着した。有料駐車場からロープウェイ星の駅まで10分ほど歩く。始発のロープウェイは1010でちょうど良い。ロープウェイとケーブルカー(両方で880円)を乗り継いで山麓駅に下り、バスで新神戸駅へと移動する。駅でおにぎりなど購入してから1115歩き出す。

 新神戸駅をくぐり山手を登って行く。下を見ると新幹線駅の真下を流れる川でBBQをしておりビックリ。布引の滝まではハイカーの他、観光客も多く歩いている。布引川沿いに整備された遊歩道を行き布引貯水池に至る。貫録ある古い堤体が圧巻である。

 市ヶ原から「トゥエンティクロス(twenty cross)※」という名のルートに入る。これは沢沿いの道で、沢を20回横切ることから付けられた名だそうだが、実際の渡渉回数はそんなに無い感じだ。渡渉箇所には適当な岩が並べられたり、木橋なども整備されており問題無い。但し増水時にはキビシイ箇所もありそうだ。

 トゥエンティクロスは森林植物園まで続く。植物園入り口の河原でラーメン休憩をとる。更に20分ほど沢を遡行し桜谷道を摩耶山まで詰める。あじさい池の先で車道に出て駐車場には1430戻った。摩耶山の山頂は掬星台裏手にあるのだが、今回はピークハントせず。車道終点にあるオテルド摩耶にて日帰り入浴してから帰宅した。

※twenty crossの片仮名表記には、道標においても混乱が見られ面白い。曰く…
・トエンティクロス
・トウェンティクロス
・トゥエンティクロス
・ツエンティクロス

本コースのお奨め度3

とにかく人が多い。反面、初心者や単独者でも安心して歩ける。付近にはたくさんルートが交錯しているものの標識は完備されており心配無し。トゥエンティクロスの沢には堰堤が多数築かれている。そのため堰堤の高さまで急登し、続いてなだらかな沢筋を行き、次の堰堤で急登…の繰り返しである。疲れるような、楽なようなルートではある。


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2015-No.21
兵庫県神戸市
歩行距離=4.21Km
累積標高差=370m
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奥摩耶ドライブウェイを走り天上寺前に駐車場あり(500円/日)。トイレは要所にあり不自由しない。

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差し入れの尾道ラーメンを食した。「究極の尾道ラーメン 東珍康(とんちんかん)」だ。お味は…スープは塩辛さは少なく旨味を引き立てている。甘味すら感じ好ましい。背脂が浮いているがクドいほどではない。ストレート麺と相まって食べやすく美味しいラーメンだ。いつも通り長白髪葱、ゆで卵をオプション投入した。

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