いろいろと用事が重なり、週末の天候も不安定だったため三週間ぶりの山行である。今回登った笹ヶ岳は信楽高原の最高峰で、滋賀県と三重県の県境近くに位置する。簡単に登れて速攻で帰宅できる山として選定したのだが二時間弱で下山してしまい、さすがに物足りない気分で帰宅した。
高槻を4時発、新名神の信楽ICで降りタヌキの焼き物の有名な信楽市街を通過し530登山口着。付近には駐車場がないため適当に路肩に駐車し537歩き出す。まずは国道422号線を東に歩き南新田BS先から東登山道に入る。前に笹ヶ岳が聳えておりルートはほぼ直登で等高線を垂直に横切って行く。傾斜はかなり急だがせっせと高度を稼ぐ。杉の植林帯に入ると巨岩が現れ「猿飛石」と看板が埋まっている。山から落ちてきた岩に違いないが、その様子を想像するのも恐ろしい巨岩ではある。
滑りやすい急坂を登って行くと熊笹地帯となり633笹ヶ岳山頂に着いてしまった。山頂では大きな(信楽焼)タヌキが迎えてくれる。ここから雨乞岩という展望地まで往復しようとマイナールートへ足を踏み入ると、茂った熊笹に夜露がついており腰から下がびしょ濡れになってしまったので100m程歩いて撤退。再び笹ヶ岳山頂に戻り、今度は西登山道を下山する。こちらのルートは歩きやすく、トントン拍子に下って724駐車地に戻った。山ラーメンを準備してきたのだが、空腹すら覚えず下山してしまったのでそのまま帰路につき、840自宅に戻った。何と、家を出発してから山行を済ませ4時間40分で帰宅したこととなる。
本コースのお奨め度2
簡単に登れる割には山頂からは高度感のある眺めが得られる(写真を撮り忘れた)。出会った登山者はゼロ。
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