昨日に続いての山行である。No.6(2/14)は東へ向ったので今回は西へ行くことにした。向山連山は丹波市に位置し、麓には「日本最低所の分水界」があり「水わかれ公園」として整備されている。その周囲にそびえる山々が向山連山である。

 630水わかれ公園に到着、駐車場所を探して付近をウロウロしたが、手前に大駐車場があった。657出発し、まずは公園に向う。あちらこちらに分水界に関する説明看板が設置されている。公園奥から向山連山へ至るルートがあったが、これは予定と違うので引き返し集落を下る。道路際に小さな道標を見つけ観音堂登山口に至る。

 ルートは尾根の末端から忠実に尾根筋を上がって行くもので、かなりの傾斜だ。足下は枯葉が堆積しており滑りやすい。獣除けの柵を二回通過し、さらに高度を上げる。20分ほどで標高298mの「二の山」を通過、さらに20分で「三の山(470m)」に着いた。一服し、ルートの先を見ると雪道の下りだ。ここでチェーンアイゼンを装着し鞍部まで慎重に下る。雪はすぐに無くなったのでアイゼン脱着、830四の山(511m)に登り着く。さらにアップダウンを繰り返し、向山(569m)には855着。山頂からは北東方向の展望が開けているが、どんよりとした天候で、下界はすっきりと見えない。

 今回最高峰の五の山(591m)を通過し蛙子峰(ガエルゴみね)というヘンテコな名前の山を越える。清水山にて行動食を補給、その後剣爾山を踏破すると下りとなる。途中、イルカ岩、博打岩、亀岩、天狗岩などと名付けられた岩を見ながら1102鳳翔寺登山口に降り立った。雨が降り出したので急いで駐車場に戻ったが、まだ昼食ラーメンを食べていない。適当な休憩場所が見当たらなかったため、そのまま帰宅。自宅で山ラーメンを作成したのだった。

本コースのお奨め度4

DSCN7068es.jpg標高こそ低いが、本格的な登りを強いられアップダウンも多いので体力が必要。ルートには展望所が数カ所ある上、岩場もあり楽しい。ヒカゲツツジ(4月)の山としても有名とのこと。登山道はすこぶる明瞭で、小さな道標が至る所にたっている。それは地面から30cmほどの高さなので足下ばかり見ていても自然と目に入り非常に分かりやすい。出会ったのは鹿一頭のみ。


マーカーにカーソルを合わせクリックすると内容が表示されます。


2015-No.07
兵庫県丹波市
歩行距離=8.00Km
累積標高差=848m

GoogleEarth17-07.jpg
Map15-07.bmpUpDown15-07.bmp


水わかれ公園の駐車場を利用(100台、無料)。
トイレは水わかれ公園にある。


行動中は清水山にてコンビニどら焼きを一個食したのみ。家に帰ってから作成したラーメンは今回も差し入れ品だ。徳島の「金ちゃんラーメン」で、袋麺タイプの即席ラーメンだ。長白髪葱を入れるスタイルで調製(茹で卵、焼豚を追加)、袋ラーメンでは初めてこの方式を採用した。この種の麺はすぐに軟らかくなりすぎるが、長白髪葱が適度な食感を形成することで麺も美味しく感じるように思われる。スープは特徴なく味が薄めだったので、「明治中華スープの素」を少量添加したら見違えるほど旨くなった。
DSCN7095es.jpgDSCN7051えs.jpg
DSCN7117es.jpg

DSCN7086es.jpgDSCN7094es.jpg
17162