今回も雪や氷のない山を選んだが、そのような条件は低山にしか該当しない。まずは木津川市山城町にある三上山を登ったが、二時間弱で下山してしまった。これではさすがに物足りないので、近くの笠置山にも登ってきた。笠置山山頂部にある笠置寺の境内には修行場があり、なかなか面白い山だった。
高槻を6時出発、枚方大橋を渡り京田辺市を経由し京奈和自動車道に入る。筆者には全く土地鑑がなくカーナビの導くがままである。山城町の森林公園には745着、キャンプ場やバンガローなどが整備された立派な施設である。入園、駐車は有料との看板があるが、無人なので適当に駐車して出発。森林公園内にはたくさんの散策路が整備されているが、却って分かりにくい。
まずは林道三上山今ヶ谷線を登って行く。峠の先から「かいがけ道」という遊歩道に分け入る。入口には「バイク通行禁止」の標識があり好ましい。登山道は踏み固められた広い道で歩きやすい。道標は整備されているものの、目的地である三上山の名前がなかなか出てこない。848舗装道路を横切る頃に三上山への道標が現れる。ここから山頂へはわずかな距離で854山頂着。
山頂には高さ5mほどの立派な展望台があり、山頂部のほとんどを占めている。三角点が遠慮がちに頭を出している感じだ。展望台に上がるとまさに360度の景観が得られる。景色を堪能し下山にかかる。予定していた「長寿の道」が見出されず、「冒険の道」を下り950駐車地に戻る。公園の管理事務所で掃除をしていた人に声をかけ、駐車料金と入園料(計700円)を支払う。
さて、時間が早過ぎるので次は18Km離れた笠置山を目指す。木津川に沿って国道163号線を南下、1040笠置橋のたもとの駐車場に到着。ここから笠置駅を過ぎて登山口へ向う。1045笠置寺門前に到着、拝観料300円を支払って境内に入る。事前の知識は無かったが、境内には行場があり、それを巡る遊歩道が整備されており素晴らしい。笠置山の山頂部には巨岩が折り重なった地形でそれらを辿る道はスリリングでもあり面白い。途中、5mほどの岩を下るが僅かなホールドが岩に刻まれており助かる。
途中の広場にはテーブルなどが整備されているので、途中の「貝吹き岩」で昼食休憩とした。境内を退出し、来た道をそのまま戻り1230駐車場所に帰着、自宅には1415戻ることができた。
出会った登山者
三上山(0名)、笠置山(6名)
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