2013年5月12日 愛宕山
あたごさん(924m)
京都市街の西にある愛宕山は火伏せの神として有名である。筆者は三回目の登山であるが、いずれも阿多古祀符(あたごしふ)「火迺要慎」と書かれたお札を貰うのが目的であった。職場の火を使う設備(カカオ豆ロースターやビスケットオーブン)のお守りである。今回は自宅の台所用にお札を求めて登ってきた。
今日は天気良く人出が予想されたが、案の定清滝行きのバスは登山者で一杯である。登山道が混んだら歩きにくいなぁ、とやや心配。清滝バス停で降車しGPSロガーなどセットしていると他の登山者はあっという間にいなくなってしまった。バス停からは急な坂道を下り堂尻川を渡ると表参道入口の鳥居をくぐる。ここから頂上の愛宕神社まで、階段道の連続である。途中、平坦な部分もあるが下りは一切なく単調な登りが続く。今回はトレーニングのつもりで、ペースを上げてどんどん登る。他の登山者を抜いて行くが、表参道は道幅広く問題ない。登山道脇には「頂上まで××/40」と標識が立てられており励みになる。結局一度も休憩をとらず、コースタイム2時間40分のところ1時間40分で登り切った。
頂上広場に着いたと思うと、神社はさらに高い石段を登った先にある。参拝してからお札を頂戴し広場にもどって小休息をとった。八重桜が満開である。
下山は首なし地蔵経由のルートをとった。表参道とは異なり階段はなく、気持ち良い尾根道が続く。首なし地蔵は正にその名の通りのお地蔵さん。ここからは急な坂道を下り、荒れた沢に降りる。足下は非常に悪く神経を使う。荒廃した林道跡が現れ、それを辿って行くと月輪寺への分岐。ここで昼食休憩とした。
1/40標識…838通過
10/40標識…901通過
20/40標識…925通過
30/40標識…944通過
40/40標識…1005通過
本コースのおすすめ度=4
表参道は広く、常に人が歩いているので全く問題ない。冬は雪が積もるので注意が必要(2013年1月には遭難事故も起きた)。
←これが阿多古祀符です。