M2013_No.29


2013年12月14日 湖南アルプス
鶏冠山(491m)、竜王山(605m)

今日は琵琶湖の南に位置する「湖南アルプス」を歩いてきた。湖南アルプスは風化した花崗岩が連なる特異な地形で、低山ながら岩と戯れることのできる山域である。上々の天気の下、ミニアルプス気分を楽しんできた。

 自宅を5時に出発、新名神を草津田上ICで降り登山口に向う。昼食用の食材を購入していなかったのでCVSを探すが、目的の鍋焼きうどんが入手できない。結局登山口に至るまでコンビニを発見できず、クルマをUターンさせ草津市内まで戻りようやくSEJで「鍋焼ききつねうどん」をゲットし上桐生キャンプ場の駐車場へ。広大な駐車場には一台もクルマが止まっていない。ちょうど夜が開けてきたので仕度をして658出発。
 緩やかな上り坂を行くと20分で落ヶ滝への分岐に到着。ここから5分で滝に出る。落ヶ滝は落差20mの三段の滝だが、今日は水量が少なく迫力はゼロだ。分岐まで戻り稜線への道を登って行く。沢伝いの道は所々凍っており慎重に歩く。ロープ場などもあるが特に危険はない、
 802稜線に登りつき、鶏冠山(とさかやま)方面へ向う。かなり急な坂を登り詰めてピークに出たかと思ったら偽ピークで、さらにもう一つの偽ピークに騙され821鶏冠山着。あまり展望の利かない場所であるが、木の枝越しに近江富士(三上山)や琵琶湖が見える。すぐに引き返し天狗岩方面に進む。
 北峰縦走線は風化した花崗岩のザレ道だが、気持ち良い尾根歩きである。天狗岩は巨岩の一つであり、これに攀じ登るのが本コースのハイライト。その上からは素晴らしい眺望が得られる。登るルートはペンキの矢印に従えば難しくない。岩の上は六畳ほどの広さがある。
 さらに稜線を登って行き、953白石峰着。ここを左折し、茶沸観音を見やり1010竜王山に至る。山頂は木立に囲まれた狭い広場になっている。太陽が射し込み、風のない日だまりの中で昼食休憩とした。
 鍋焼きキツネうどんを食べてから1103来た道を戻る。白石峰を経由し、不思議な自然の造形である重ね岩、狛坂磨崖仏を見物し、ゆるゆると高度を下げて1158南谷林道に出合う。その後は林道をテクテク歩き、逆さ観音、オランダ堰堤を過ぎ1245駐車場帰着。コースタイム365分のところ、昼食休憩を除き、途中休憩を含め294分で周回コースを完結した。

本コースのおすすめ度=5

沢歩き、露岩の登り、快適な尾根歩きなど変化に富み、面白いコースだ。歩いていて飽きることがない。コースは良く整備され初心者でも問題なく歩くことができる。ただし沢沿いのルートが多いので、冬季はアイゼンを持参すれば安全である。
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登山ルート

2013-No.29
滋賀県大津市
総歩行距離=12.28Km
累積標高差=985m
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駐車場とトイレ情報

キャンプ場駐車場は4月〜11月は有料(¥500)だが今回は時期外れで無料だった。立派なトイレを併設。トイレは他にlキャンプ場内にあるが、登山ルート中にはなし。

今日のご馳走

SEJの「鍋焼ききつねうどん」はチルド商品である。内容はうどん本体の他、キツネとネギのみ。添付の「つゆ」を投入し水を足して加熱する。お味は…非常においしい。出汁は関西風で味、香りとも良。うどんは長く加熱しても柔らかくならず、コシを保っており食感良く上出来である。この商品はお薦め!価格も¥280で変なカップラーメンより品質は数段優れている。素晴らしい(これは滅多にない評価だ)。
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