M2013_No.25


2013年11月17日 赤目四十八滝
あかめしじゅうはちたき

 前日に引き続いての低山徘徊。今回は山と言っても渓谷の遊歩道ウォーキングである。赤目四十八滝は滝川の渓谷にある観光スポットで、多くの滝を眺めながら散策するコースだ。実際に48個の滝がある訳ではなく「四十八」とは数の多いことをいう表現らしい。遊歩道入口には「日本サンショウウオセンター」という名ばかりの水族館があり、この入館料¥300を払わなければ遊歩道に入れない仕組みとなっている。オオサンショウウオに興味はないので、何だか腑に落ちないシステムだが¥300程度なので文句を言う人はいない(つまり事実上の渓谷入場料である)。そのためか、歩道は整備されており歩きやすく団体バスなども押し寄せる観光地となっている。
 渓谷を遡るルートなので、歩道は必然的に登り勾配で、最終の「岩窟滝」までは所要90分ほど。滝や沢の流れ、紅葉などを愛でながらのんびり歩く。沢の水は透明度が高く、ゴミ一つ落ちていないのが気持ち良い(ゴミ拾い担当者が頑張っている)。遊歩道は狭い箇所ではすれ違いができないので、やり過ごすのに時間を要する。
 筆者は9時半に駐車場を出発し、ちょうど11時に最奥の岩窟滝に到着した。ここで昼食をとり、同じ道を引き返したのだが、その頃には人が増えて大変歩きにくい。すれ違いの度にかなり待たされるハメに…仕方ないと諦め、ゆっくりと下ったのであった。

 なお、渓谷の沢沿いを行くルートは日光が差し込まず、この時期は寒い。十分な防寒対策が必要。

本コースのおすすめ度=4

人気の観光スポットであり、人が多い。新緑の季節〜初夏に訪れるのが良いだろう。クルマ利用でなければ、岩窟滝から少し上流に歩けばバスに乗車可能(休日のみの運行とのこと)なので、同じ道を往復する必要がなくなる。
DSCN3086es.jpgDSCN3102es.jpgAkame_map-1.jpg
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登山ルート

2013-No.25
三重県名張市
総歩行距離=7.86Km
累積標高差+253m
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駐車場とトイレ情報

日本サンショウウオセンター直前にたくさんの駐車場がある(¥800/日)。駐車場は多いものの筆者が帰る時刻でも駐車できないクルマが行列で待っていた。
トイレはルート中の至る所に整備されている。

今日のご馳走

前日、御在所岳に登った帰りにコンビニにて購入した「(寿がきや)名古屋名物 みそ煮込うどん」というカップ麺を試した。麺は「緑のたぬき」と全く同じと思えるような外観である。熱湯を入れて5分待てとの表記があるが、早めに食べたら硬かった。ここは指示通りに5分待つことをお奨めする。別添の液体スープを入れるタイプで、味噌ペーストのような濃厚液体を絞り出す。お味は…思ったほどくどくなく、しかし赤みその味がしっかりしており大変美味しい。何やら肉のような具も泳いでいるが、味噌の味に完璧に負けており、何が入っているのか分からない。ともかく寒い季節にはこのカップうどんはありがたい。
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