驚愕の出来事
1月13日に正丸グリーンビラから武川岳へ登る予定で林道を奥へ歩いて行ったのだが、登山道入口で首つり自殺者を発見してしまった。筆者は動転し、五分ほど手前で山の作業をしている人たちがいた場所まで駆け戻り警察へ通報。50分待ってパトカー、救急車がやって来た。用のない救急車はすぐに帰り、その後他の警察車両、幌付きトラックが来た。その間筆者は第一発見者として断続的に事情聴取を受け、発見から二時間後にようやく解放されたのだった(もちろん山行はあきらめ消沈して帰宅した)。警察官から最後に「早く見つけてあげて仏さんも感謝していますよ」と言われ、少し気持ちが楽になったのだが、数日間は寝覚めの悪い気分で過ごした…(合掌)
2012年1月28日 堂平山
どうだいらさん(876m)
上述のような体験をしてしまったので、あまりマイナーな山に行くのが怖く、今回は奥武蔵で最もメジャーな堂平山、笠山を登って来た。笠山はその特徴的な姿から「比企のおっぱい山」とも呼ばれている。筆者は今回と逆ルートでこのコースを歩いたことがある(2009.05.16)。
白石キャンプ場に駐車し、しばらく林道を歩く。林道は除雪されている。25分ほどで登山口着。登るに従い、みるみる雪が多くなり場所によってはズボッと30cmくらい足が沈む。しかし踏み跡は複数ついておりルートに迷うことはない。909笠山峠着、林道が交差している。ここから堂平山へ一気に登る。途中、一人のオッサンを追い越す。山頂直下のパラグライダー発進場は拾い雪原になっておりスキー場と見まごうばかり。947堂平山着。眺望良し、風もなく日射しが暖かい。近くのキャンプ場施設の軒下を借りて昼食をとる。
笠山峠まで往路を戻り、笠山を目指す。かなりの急坂をゆっくりと登り1204狭い頂上に着く。下山は白石車庫へ直接降りる道をどんどん下り1255駐車場着。
今回は冒頭のショックから立ち直るための山行でもあったのだが、山を歩いている最中はそんな記憶など全く思い出しもせず楽しく歩くことができた。もう大丈夫だ! ホッ
今日のご馳走
まるちゃんのカップやきそば「やきそば勉当」。受験生応援商品で「必勝祈願」と「しょう(勝)が焼味」を掛けているがちょっと無理がある。しょうがスープが別添となっており、焼きそばを茹でた湯でスープを作れる点が(山では)良。味は…しょうが焼味の焼きそばは可もなく不可もなし。スープも特筆すべき点はなし(要するにあまり美味しくない)。