M2012 No.23 棒ノ嶺

低山徘徊の記録です。

M2012 updated 2012-12-23

2012年12月16日 棒ノ嶺
ぼうのおれやま 969m

高校の同級生との山行である。当初は7名で歩く計画であったが、直前になってケガや風邪などによる離脱者が出て当日は四名の参加者となった。目的は棒ノ嶺であるが、東京都側から登り埼玉県側へ下山するというルートである。筆者はこの山に二度登ったことがあるが、いずれも埼玉県側の名栗湖からのルートである。今回は青梅線川井駅からバスで八桑(やくわ)まで入り、そこから山に入った。

 筆者の住む坂戸から川井駅までは、東武東上線・川越線・八高線・青梅線と乗り継いで二時間以上を要した。川井駅にてメンバー集結しバスに乗車、八桑BSにて下車(937)、目の前が登山口である。伐採地で間伐材を運搬している作業の横をすり抜け山に入って行く。沢沿いの道は山腹を巻くようになるが結構斜度がある。1041名坂峠着。岩茸石山まで0.1Kmとの標識があったので寄って行くこととしたが、かなりの急坂を登らされ1050山頂着(先程の0.1Km標識は怪しい)。天気良く、山頂からの見晴らしが素晴らしい。日光男体山やスカイツリーなどが見える。一服して来た道を引き返す。このルートは高水三山を歩くメインルートで明瞭だ。
 1119棒ノ嶺へルートに分け入る。小さなアップダウンを繰り返し1204逆川ノ丸、1223黒山に到着、昼食休憩とする。1243出発、1317権次入峠(ゴンジリトウゲ)着。ここで埼玉県側からの登山道を合わせ、最後のひと登りで棒ノ嶺に到着した(1335)。
 一服し権次入峠まで戻る。今度は埼玉側への道をとり岩茸石まで下る(1441)。尾根の上に大きな石塊がデンと居座っている地形は実に奇妙だ。下山は尾根コースを進み、どんどん高度を下げる。途中、林道を三回横断し1522さわらびの湯に到着、汗を流す(入浴料800円)。
 入浴後、ビール一缶飲みバスの時間調整をし1629バスで東飯能へ。今回は、山歩きの後に東飯能の E's Passionというレストランでディナーという趣向が組まれ、レストランに集合した三名が合流し計7名でイタリア料理を楽しんだ。ワインを何本も空けて各種料理を食べまくり盛り上がった。

今日のご馳走

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最近話題の「マルちゃん 正麺」と温泉卵(二ケ)。袋ラーメン用の角形クッカーを持参したが、このラーメンは袋ラーメンなのに丸形である。お味は…美味しい。従来の袋ラーメンの常識を変えたと言われる商品で、麺のコシが生麺に近い。なお、卵ケースを購入したので割れを気にせず生卵を運べるようになった。今回は温泉卵を運搬。
DSCN0975es.jpgDSCN0982es.jpgDSCN1000es.jpgDSCN1007es.jpg

登山ルート

東京都奥多摩町
歩行距離=11.18Km
累積標高差;
+1105m
-1186m
Map12-23.jpg
UpDown12-23.jpg

アプローチ

棒ノ嶺へは今回ルートの他に多くのコースがある。埼玉県側からは沢コースがあり、夏場は気持ち良いが、冬季は凍結の恐れがあるのでお薦めしない。

駐車場とトイレ情報

今回は電車・バス利用で起終点が異なるためクルマ利用はできない。
トイレは駅以外になし。

お薦め度=4

ルートは明瞭で初心者にもお薦めであるが意外と体力が必要。秋〜初冬が良いだろう。