2012年10月8日 丸山
まるやま 960m
三連休の最終日、どこへ出かけようかと考えたがあまり遠くへ遠征すると帰りの道路渋滞が心配されるので、近くの奥武蔵を徘徊してきた。芦ケ久保から丸山へ至るコースは、途中に「県民の森」があり中学生の遠足程度の山である。以前(2008年)にもあるいたことがあるが、今回は逆コースをとってみた。
目的地の駐車場は道の駅「芦ケ久保」で、国道299号線沿いにある。筆者の住む坂戸市からは通常、日高を経由するのが近いが、今は日高市の巾着田にある曼珠沙華が見頃で、ここを通るのは危険(激しい渋滞が予想される)。従い、花園から国道140号を通り秩父から299号に入り、アプローチすることとした。早朝出発し、地道を使って730道の駅着。バイクの集団などがタムロしており雰囲気が悪い。長時間駐車となるので、駐車場の端の方にクルマをとめて741出発。国道を横切り果樹公園村への道を登る。かなり急な舗装道路を喘ぎながら行く。途中、山道に入ったり、また道路を歩いたり、を繰り返す。まだ開店していない木の子茶屋(「木の子めし」という看板にそそられる)前を歩き、831ようやく登山口〜丸山登山道入口〜に着く。ここに「熊さんへ」という立て札が立っていたが、秩父の熊さんは文字が読めるらしい。
すぐに鳥居のある祠を過ぎ、ゆるゆると高度を上げて行く。粘土質の地面は昨日の雨でヌルヌルしており歩きにくい。855芦ケ久保からの別ルートを合わせると、クルマも通れそうな幅広い山道となる。快適に歩いていると急坂が待っていた。その後も平坦地〜急坂を繰り返し、車道を横切ると県民の森に入る。小さなアップダウンを行き1002丸山着。頂上には三階建てくらいの立派な展望台が設置されているので、この上で昼食とした。丸山に至るまで他の登山者には全く出会わなかったが、展望台でカップラーメンを食べていると次々に人がやってくる。この人たちは大野峠方面から登ってきたに違いないが、当方の出発時間が早かったためかも知れない。
1051丸山を出立し大野峠へ向けて下る。途中、パラグライダーの発進場がありおおきなパラシュート(というのかな?)を登山道も構わず広げており邪魔である。急階段を慎重に下り1114大野峠。林道をクルマが行き交っている。普段は静かな場所だが、連休ともなると爆音をたてるバイクなども多く不愉快である。再び山道に入ると別世界で、気持ち良いなだらかなルートを山襞に沿って下って行く。これから登る対向者と何人もすれ違う。1208赤谷集落に出るとすぐに299号線で、国道沿いに25分ほど歩き、道の駅に戻った。
道の駅駐車場は大混雑で、何と筆者のクルマの前に駐車している者がいる。こんなとめかたをしたら筆者が出られないでないか! けしからん輩である、と困っていると隣のクルマが出発したので何とか横をすり抜けて脱出することができたのであった。モラルに欠けるクルマ、バイク、ドライバーの出没する街中は、困ったものである。字の読める熊さんが出没する山中の方ががよっぽどマシだ?
今日のご馳走
おにぎりの他、「とんこつラーメン」という名のセブンイレブンのPBカップラーメン。裏面を見ると製造者はエースコックである。熱湯2分で完成(つまり細麺)、「香味油」小袋が別添されている。お味は〜美味しい。スープがくどすぎず、しかし香味油が利いているのか風味が良い。麺は「邪魔しない程度に存在してます」といった感じで可もなく不可もなし。薄い円形のチャーシューも麺と同様。いつも感じるのだが、カップラーメンに入っているチャーシューはどうして不味いのか?時々、レトルトのチャーシューが入っている商品を見かけるが、これは美味しい。乾燥肉を元に戻すことには限界があるのか、気になるところである。