M2012 No.17 高登谷山・飯盛山

低山徘徊の記録です。

M2012 updated 2012-12-23

2012年9月22日 高登谷山・飯盛山
たかどやさん 1846m・めしもりやま 1643m

今回は高校の同級生と三鷹市自然の村に宿泊し、一泊二日の山歩きである。初日は小海線(今は八ヶ岳高原鉄道というらしい)野辺山駅で集合なので、筆者はその前に高登谷山に登った。メンバー集結後、今度は飯盛山を歩いてきた。

【午前の登山】
 坂戸を午前3時40分に出発、関越道、上信越道を快調に走り中部縦貫道に入る。この道は無料開放中で、南佐久ICまで行ける。その後国道141号で川上村へ。登山口近くにある野外ステージ駐車場に630着。途中のコンビニで仕入れたおにぎりを食べて7時に歩き始めた。この山には2010年に一度登ったことがあるので、今回は逆周りのコースをとることとし「中沢新道」に入る。気温14℃で肌寒い。登山道は別荘地の中を通って行くがすぐに山道となる。小さな尾根に登りつくと次の支稜へ上る、といったやや複雑なコースを繰り返すが、いたるところに道標やペンキ印があるので迷うことはない。748天狗岩着、ガスっており眺望ゼロ。さらに登るとピークに出た。ここが山頂か?と思ったが山名標も道標も何もないのでまっすぐ進む。ピーク(南峰)を過ぎたので少しは下るのだろうと思っていると、どんどん下る。道は明瞭だが今までうるさいほどあった道標が無くなったので変に思い、地図を確認するも良く分からない。仕方ないので先ほどのピークまで戻って再度地図と方角を確かめると別の道があった。筆者はまっすぐにピークを通り過ぎたのだが、ピークの手前で90度左折しなければならなかったのだ。肝心の場所に道標がない。ここからやや下って登り返し高登谷山に到着(826)。山頂には「頂上」という看板があり珍しい。周囲は相変わらずガスっており何も見えないが、晴れていれば八ヶ岳が望めるはずだ。
 小休憩し850下山にかかる。けっこうな急坂をトントン下り918別荘地内の道路に出た。舗装道路を少し歩いて928駐車場着。汗になったシャツを着替え、車中で山行記録のメモを入力。野辺山駅集合は13時なので時間は十分過ぎるほどある……

【午後の登山】
 13時にメンバー六名集合、平沢峠にクルマをとめ飯盛山に登る。平沢峠はフォッサマグナ発想の地との記念碑がある。ここから八ヶ岳連山の地形を眺め中央構造体の存在を思いついたとは素晴らしい天才だ(フォッサマグナミュージアムはこちら。一度行ってみたい)。飯盛山は一時間もかからずに登れる山で小学生の遠足コースである。前半は樹林帯を、後半は明るく開けた平坦な道を快適に歩ける。天気が良ければ頂上からは360度の大展望が得られる山だ(今日はダメ)。その後「三鷹市川上郷自然の村」にチェックイン。市民は一泊二食で3500円、市民外は4100円で格安だ。翌日は編笠山に登る予定だが、天気は下り坂で心配である。夕刻になり、明日の編笠山登山に合流予定の三名が天候悪化のため中止の連絡あり。

【翌日は】
 朝から雨、天気予報を見ても日中いっぱい雨とのことで編笠登山は中止。甲府の温泉に立ち寄り、早めに帰宅することで意見一致。朝風呂をつかって朝食。帰途、甲府の「みたまの湯」に寄った(入館料750円)。湯は紅茶のような色で珍しい。露天風呂からの景色が良いとのことだが、今日は何も見えない。レストランにて昼食をとって解散した。筆者は1530に埼玉へ帰宅。

今日のご馳走

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筆者の昼食(左)とNさんお薦めの小淵沢駅の駅弁850円。生野菜サラダが特長とのこと。
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三鷹市川上郷自然の村の夕食(左)、朝食(中)。どちらもバイキング形式だが9分割の皿が憎い。
以前は普通のまぁるい皿だったが昨年より四角皿に変わった。これにより一度に取得する料理の量は必然的に少なくなる。もっと食べたければお代わりをすれば良いのだが、この程度の量で十分ではある。
右写真は「みたまの湯」での昼食…冷なめことろろソバ。
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登山ルート

長野県川上村
歩行距離
4.23Km+4.45Km=8.68Km
累積標高差
526m+296=822m
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アプローチ

筆者の住む埼玉県から野辺山へは中央道または上信越道のどちらも距離はほぼ同じである(175Km)。国道141号線から高登谷山へは高原野菜畑の中を行く道でやや分かりにくい。

駐車場とトイレ情報

野外ステージ駐車場を利用10台ほど(無料)。トイレは道路を少し上がったところにあり。

お薦め度=4

両方の山をセットで歩くのがお薦めである。高登谷山は急坂だが短時間なので我慢できる。飯盛山は小学生の遠足程度で楽々登山。途中から見晴らしの良好な道となり気持ち良い。