M2011_No.23

2011年11月3日 丹沢山
たんざわさん(1567m)

2011年23回目の山行は友人二名と丹沢山を攻めた。丹沢山は丹沢主脈などを歩く際に数回「通過」したことがあるが、この山のみを目的として登るのは初めてだ。丹沢山は日本百名山の一座であり、百名山巡りの人々は今回の塩水橋からのルートを使って最短登山をするという(なぜ丹沢山が百名山に選ばれたのか不思議である)。

塩水橋〜丹沢山
 同行した友人は武蔵境から、筆者は横浜の自宅より出発し塩水橋で8時に待ち合わせた。筆者は4時半に家を出たら6時に着いてしまった。その時点で塩水橋周辺にはすでに10台以上のクルマが路上駐車しており、次々に車がやって来る。想像以上の賑わい(人気?)で、登山ブームのためか、百名山のおかげか、ともかく驚きである。車内で朝食のおにぎりを食べ時間をつぶす。8時前にF君、S君到着。車輛進入禁止のゲート脇から塩水林道に踏み込む。ここから舗装道路を延々と歩く。歩き始めるとすぐに下山予定の「天王寺尾根」ルートへの分岐を過ぎる。途中、林道をショートカットするワサビ沢経由の道を見送り、更に舗装路を進む(近道により所要時間は10分短縮されるようだ)。927ようやく登山口に到着。立派なログハウス風の小屋があるのでトイレかと思ったが「堂平雨量観測所」であった。写真など撮って休憩する。
 舗装道路から山道に入る(丹沢山まで2.9Kmの標識あり)。整備された登山道をゆっくり登る。紅葉を見ながら緩やかな起伏を行くと「丹沢山まで2.0Km」地点で涸沢を渡るが、ここから一気の急登となる。30分強の登りで天王寺尾根に出る。クサリの設置されたガレ場を通過すると木道、木階段の連続となる。必死の思いで登り詰めると頂上まではわずかで1129登頂。小広い山頂では大勢が休息・食事中で、我々もベンチの一角を占めて昼食とした。

丹沢山〜天王寺尾根〜塩水橋
 昼食後1217出発、天王寺尾根分岐点まで往路を戻り天王寺尾根へ入る。いきなり踏み跡が細くなり歩く人が少ない様子だ。細道を一気に下って行く。傾斜が緩くなったと思うとまたまた急な下り。この繰り返しでどんどん位置エネルギーを放出するが、足への負荷もどんどん溜まって行く。1327塩水橋へ60分の標識に勇気づけられさらに下る。1400天王寺峠着、ヘトヘトである。沢筋に降りて行き1421林道に下り着いた。本谷林道を25分ほど歩き1449塩水橋帰着した。このルートを上りに使ったら、かなりキツいものと思われる。往路に使ったルートを往復するのが最も楽であろう。

本コースのおすすめ度=★★★☆☆(評価3)

丹沢山へのアプローチとしては最短ルートだ。せっかく丹沢主脈に登り着いたのだから塔の岳や蛭ケ岳まで行きたいところだが、蛭ケ岳は日帰りではかなりキビシイ(往復三時間半はかかる)。

本日のデータ

・本日の歩数=不明。
・本日出会った登山者=多数。
・本日の体重と体脂肪率=不明。

登山ルート

2011-No.23
神奈川県清川村
歩行距離=14.43Km
累積標高差=+1257m
Map11-23.jpgGPS断面図11-23.jpg

アプローチ

横浜方面からは厚木市内より国道412号線で愛川町半原へ。宮ヶ瀬湖方面に進みやまびこ大橋を渡り県道70号線で山に入る。道幅の狭い林道を塩水橋まで。

駐車場とトイレ情報

塩水橋周辺には特に駐車場らしき施設はなく、路駐する。トイレは丹沢山の山頂にある「みやま山荘」以外にはない。みやま山荘トイレはチップ制50円。

今回のご馳走

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先週、河口湖へ行った際に買い込んだ「カップ麺ほうとう」を試した。フリーズドライと思われるめんほうとう麺、乾燥具材、レトルト具、液体味噌スープが入っている。麺の上に乾燥具材をのせ熱湯を注いで5分待つ。レトルト具材の袋と液体スープの入った袋を湯の中で加熱しておき5分後に全部投入。
お味は…おいしい。麺はもちもち食感で本物のようだ。レトルト具材にはかぼちゃ、さといも、人参、椎茸、ネギ、豚肉が(表示通りちゃんと)入っている。味噌仕立てスープも大変良く出来ており、体があたたまる。この「カップほうとう」は460円もしたのだが、その価値は十分にある。山梨県方面へお出かけお際は購入をお勧めする。