2011年7月18日 鈴ヶ岳
すずがたけ(1565m)
先週の三国山に味をしめて、群馬県の赤城山で涼しい山行を目論んだ。しかし予想は裏切られ気温高め、風もなくたっぷりと汗を絞られた。その上、体が重く鈴ケ岳への登りはバテバテ。もう少しで倒れるところだった(これは誇張)。なおこの山には2009年5月に別ルートで登ったことがある。
赤城キャンプ場〜鈴ヶ岳
赤城キャンプ場を通り過ぎ、数分で鈴ヶ岳登山口である。その手前の路肩に駐車、603出発した。ここに至るまで、山麓の集落からは鈴ヶ岳が高くその特徴的な姿を見せていた。釣り鐘を伏せたような形で、どこから見てもそれと分かる山である。登山道(南回りコース)は紡錘型の山裾を回り込むように進む。緩い傾斜を登って行くと「清滝不動明王」に641到着。沢の水が冷たく気持ち良い。ここから傾斜が急となり、最後はジグザグの急登をこなし、大ダオという名の峠に出る。稜線を左へとり鈴ヶ岳への登りにかかる。巨岩が積み重なった道は楽しいが、何だか体が重く調子が出ない。息が上がりゼ〜ゼ〜状態で頑張る。途中「重箱岩」への案内があったのでリュックをおいて見に行く。しかし道は稜線からどんどん下る。ロープなども設置された急坂を5分ほど下り重箱岩に出た。これは真四角な穴の空いた岩で不思議ではある。稜線まで戻るが、ここで体力消耗。鈴ヶ岳への最後の登りは休み休みで746頂上に立った。天気良く誰もいないが、虫がたくさん飛んでいる。じっとしていると虫が寄って来て刺されそうなので、一服後すぐに下山にかかる。
鈴ヶ岳〜展望の丘
岩の間を注意して大ダオまで下る。ここからは北回りコースを行く。峠からは下りの連続で、所々ヤブが深い。しかしルートは明瞭、快適な樹林帯を進むとあっけなく林道に出た。山頂からは45分ほどである。林道は少し先で二股に分かれるが、左が正解(筆者は右に行ってしまい、5分歩いたら行き止まりだった)。未舗装の林道は途中から舗装道路となり、「鈴ヶ岳生活環境保全林案内図」という大きな看板の裏に「展望の丘」への小径がある。これを辿るとすぐに一本松が突っ立っている空き地に出る。ここが展望の丘で、鈴ヶ岳が眼前に高く大きく見える。この場所で昼食とした(920~1000)。
展望の丘から南回りコース入口まではすぐで、駐車場には1006帰着。
【追記】女子サッカーのことはすっかり忘れていたが、筆者が歩きはじめた時間はPK戦が行われていたことを帰宅してから知った。なでしこJAPAN良くやった。素晴らしい!
本コースのおすすめ度=★★★★☆(評価4)
標高差700mあまりだが意外に手強い。しかし鈴ヶ岳の山裾をグルッと一周するコースは樹林の中で気持ち良い。春秋ならさらに良いだろう。
本日のデータ
・本日の歩数=15,036歩
・本日出会った登山者=1名。
・本日の体重と体脂肪率=82.5Kg、21,1%(昼食過多か!?)