M2011_No.16

2011年7月10日 三国山
みくにやま(1636m)

暑い日が続くので涼しい山に行きたいと考えた。ある程度標高の高い山でなければ涼しくないので関越道を飛ばして上越国境にある三国山を登って来た。谷川岳をはじめこの山域は、太平洋側と日本海側の境界で雪も多いため森林限界が低い。つまり山頂部には樹林がなく直射日光がキツかったが気温は目論見通り低く、涼風の吹き渡る天国であった。

駐車場〜三国峠〜三国山
 国道17号線の三国トンネル手前に駐車するも多くの登山者で賑わっている。大パーティが車で集結した模様で、当方が支度している間、「本日は29名の参加者で〜す」と点呼をとっていた。中高年軍団に先に行かれたら大変なので(うるさい上に遅い)慌てて出発した(738)。上越橋を渡り、トンネル手前を右に入ると登山口で、最初はゆるゆる登るが、やがてつづら折れとなり稜線分岐に出る。ここを左折し808三国峠着。峠を吹き抜ける風が心地よい。付近にはニッコウキスゲがポツポツ咲いている。少し休憩してから登りにかかる。三国峠までは階段ばかりの急登である。途中、傾斜の緩んだ場所が「お花畑」でニッコウキスゲが咲き乱れている。すでに森林限界を越えている。一服してから先へ進む。眼下には新新潟幹線の巨大な送電施設が見える。柏崎刈羽原発から首都圏へ送電する設備だが景観が台無しである(原発憎けりゃ送電線も憎い)。さらに登ると湯沢のスキー場、マンション群がよく見える。日射しは強いが涼風がまことに気持ち良く天国である(酷暑の埼玉県は地獄である)。ここから一直線の木段をしばらく頑張り三国山頂着(900)。頂上は背の高い草に囲まれ南側のみしか展望が利かない。少し下り、木段上部で休憩した。

三国山〜昼食場所〜駐車場
 三国峠、稜線分岐までは来た道を戻る。分岐を直進し山ひだに沿った山道を進む。小さなアップダウン、沢を横切ると「長岡藩士 なだれ遭難の墓」がある。1740年の出来事だそうで、この道は古来から多くの人々が往来したことを改めて感じる。この先に東屋(トイレつき)があり、ここで昼食。
 昼食後、東屋の先から国道への下山路を辿る。トントンと25分ほど下ると17号線に飛び出した。5分ほど歩いて駐車場へ戻る。

本コースのおすすめ度=★★★★★(評価5)

手軽に1600mに到達でき、見晴らし最高である。夏場は涼しくニッコウキスゲの群落も見事。
昼食を摂った東屋の付近では山ヒルを見かけたのでご注意!

本日のデータ

・本日の歩数=9,336歩
・本日出会った登山者=50名以上、人気の山である。
・本日の体重と体脂肪率=82.3Kg、20.0%

登山ルート

2011-No.16
群馬県みなかみ町
歩行距離=6.74Km
累積標高差=+755m
Map11-16.jpgGPS断面図11-16.jpg

アプローチ

関越道を月夜野で降り、国道17号線を新潟方面に走る。上越国境の三国トンネル手前左側にトンネル管理施設があり、そこの駐車場を利用。

駐車場とトイレ情報

駐車場は無料、30台ほど駐車可。下山口近くにも広い駐車場がある。トイレは東屋にある(本文参照;きれいど=中)。

今日のご馳走

DSC_4385es.jpg
今日のメニューは「冷製パスタ」である。細めのパスタを茹でたものを持参。ゴマだれドレッシングを振りかけてパスタをほぐし、ルッコラなどの野菜、ハムを乗せパルメザンチーズを掛けて食べた。すべての材料と冷媒を保冷バッグで運んだので良く冷えており、食べやすくとても美味しかった! しかしパスタをひたすらモグモグ食べるのはちょっと寂しい感じで、冷製スープでもあれば尚良かった、と思われる。